笑福亭仁鶴さん追善特別番組『笑福亭仁鶴 最後の楽書き帖』
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当番組は仁鶴不在のまま2021年3月でレギュラー放送を終えたが、朝日放送ラジオでは、「(当時静養中だった)仁鶴が復帰できるまで放送をいったん休止する」という方針を示していた。しかし、仁鶴が2021年8月17日に84歳で永眠したことを受けて、「笑福亭仁鶴さん追善特別番組」を同年12月24日(金曜日)に収録。『笑福亭仁鶴 最後の楽書き帖』というサブタイトルを添えたうえで、当番組の最終回扱いで12月29日(水曜日)の19:30 - 21:00に放送した。 追善特別番組では、『日曜落語 〜なみはや亭〜』『上方落語をきく会』(いずれも朝日放送ラジオの演芸番組)で「席亭」を務めるなど、神戸大学の学生時代から上方落語への造詣が深い伊藤史隆(朝日放送テレビアナウンサー)が加藤と共に進行を担当。上方落語協会の会長で、仁鶴の惣領弟子に当たる笑福亭仁智をスタジオに迎えた。また、当番組で仁鶴が夫婦共演を果たした回の音源、仁鶴が高座で披露していた「初天神」「池田の猪買い」の収録音源、旧・朝日放送時代に仁鶴が出演していたラジオ番組(『仁鶴・頭のマッサージ』など)の音源、仁鶴が歌手として発表した「おばちゃんのブルース」を順次放送。仁鶴と朝日放送ラジオに縁の深い中田カウス・上沼恵美子に対する伊藤のインタビュー音源や、仁鶴と番組でたびたび共演していた桑原征平・林家菊丸からのコメントも流したほか、収録に先駆けてリスナーから募集したメッセージの一部を紹介した。 番組は2022年4月28日、第59回ギャラクシー賞の奨励賞を受賞。受賞を記念して、2022年5月29日 24:30 ‐ 25:30(30日 0:30- 1:30)に一時間に短縮したバージョンが再放送された。
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