競馬における坂路とは? わかりやすく解説

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競馬における坂路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/01 09:08 UTC 版)

坂路」の記事における「競馬における坂路」の解説

競馬において競走馬調教用の馬場のひとつ。 日本では中央競馬トレーニングセンター美浦栗東)をはじめ、競走馬の育成を行う民間牧場多く設置されている。ウッドチップコース同じく表面間伐材などの木片敷き詰め舗装され場合が多い。 中央競馬では1985年に、栗東トレーニングセンター坂路コース設置された。坂路育成ノウハウ確立されるにつれ、栗東所属馬が日本の競馬シーン全体席巻するようになり、坂路効果絶大さが認識された。その8年後となる1992年に、美浦トレーニングセンターにも坂路設置された。しかし栗東のそれに比べて傾斜が緩やかで勾配規模小さい。 坂路調教タイム計測に関しては、自動測定システムALIS」が導入されている。導入当初1990年バーコードスキャンにより検知していたが、2011年からICタグによる検知方式更新された。 地方競馬では1999年1月名古屋競馬弥富トレーニングセンター坂路完成全長400メートル最大高低差3.5メートル[要出典])、2000年11月には園田姫路競馬運営する兵庫県競馬組合西脇馬事公苑勾配2パーセント250メートル級の坂路導入また、2008年には栃木県那須塩原市地方競馬教養センター勾配平均3.4パーセント370メートル級の坂路馬場完成。さらに大井競馬場運営する特別区競馬組合千葉県小林牧場小林トレーニングセンター)内に勾配3パーセント400メートル級のポリトラック坂路導入2010年3月より供用されることが決まっている。小林トレーニングセンター坂路大井所属馬だけでなく、浦和船橋川崎所属馬にも開放されるホッカイドウ競馬では2012年4月11日門別競馬場全長900メートル屋内調教坂路コース完成し同年5月14日供用開始された。

※この「競馬における坂路」の解説は、「坂路」の解説の一部です。
「競馬における坂路」を含む「坂路」の記事については、「坂路」の概要を参照ください。

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