競馬における厩務員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 21:08 UTC 版)
日本の場合、中央競馬と地方競馬で扱いが異なる。 中央競馬 厩務員になるためには競馬学校で半年間の厩務員課程を履修することが必須となっている。その後、厩舎から声がかかり、その厩舎に雇われるというのが一般的である。 中央競馬の厩務員は美浦トレーニングセンターもしくは栗東トレーニングセンターにおいて競走馬の世話をする。具体的には、担当馬の飼い葉や寝わらなどの管理や馬の手入れなどを行っている。厩務員は競走馬の引き運動など軽度の運動程度はできるものの、騎乗して調教コースで調教することは禁止となっており、コース調教などは騎手もしくは調教助手・調教師の役目となっている。ただし、調教厩務員の資格を取れば担当馬(中央競馬においては一部の例外を除き最大2頭まで)を調教騎乗することができる。 地方競馬 厩務員となるための特別の試験等は存在せず、厩舎から直接雇用される。地方競馬教養センターに厩務員課程が存在し厩務員の養成を行っている。
※この「競馬における厩務員」の解説は、「厩務員」の解説の一部です。
「競馬における厩務員」を含む「厩務員」の記事については、「厩務員」の概要を参照ください。
- 競馬における厩務員のページへのリンク