稲毛線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 11:47 UTC 版)
「平和交通 (千葉県)」の記事における「稲毛線」の解説
イオン稲毛店 - 稲毛駅 - 創価学会前 - 西小中台団地 - にれの木台中央 イオン稲毛店 - 稲毛駅 - 創価学会前 - スカイタウン - あさま台入口 - 平和交通本社 稲毛駅から小仲台地区を総武線に沿って北上し、にれの木台と平和交通本社の2方面に至る路線である。検見川線とは対照的に道路状況がよく、大型車によって運行されている。沿線には中高層マンションを中心とする住宅地が広がっており、稲毛駅が快速停車駅であることや駅周辺に商業施設が充実していることから終日利用者は多く、平和交通の主力路線となっている。 この線は1982年の開通で、ごく当初は検見川線同様10人乗り車両によって稲毛駅 - 本社営業所(現・西小中台団地)間を運行していたが、1985年に本社営業所 - にれの木台中央間が延伸され、まもなく車両の大型化が図られた。その後、スカイタウンに至る支線を開通、さらに道路整備の進捗に伴いこれはあさま台入口まで延長された。1999年からは、買い物需要に対応すべく、日中の便がイオン稲毛店まで延長運行されている。 以前は、スカイタウン停留所近くに中規模の操車所が設けられていた。このため、この操車所を経由して稲毛 - スカイタウン - にれの木台のように運行する便が存在したほか、あさま台入口への延長後もラッシュ時を中心にスカイタウンで折り返す便が相当数残されていた。しかし、2004年3月に同操車所およびこれらの便は廃止され、スカイタウン方面に向かう便のすべてがあさま台入口に至るようになった。 あさま台入口には折り返し所がないため、同停留所発着便は宮野木の本社まで回送し折り返しを行っていたが、2005年12月1日に稲毛サティ - あさま台入口 - 平和交通本社 - にれの木台中央と運行する便がごく少数設定されたのち、2006年2月1日よりあさま台入口発着の全便が平和交通本社まで営業運行するようになった。これらの改正により、京成バス宮野木線のルート上や京成団地線のすぐそばを通過するようになる。京成バスは同日に運賃を値下げした。当初は、重複する停留所こそなかったものの、同年6月より京成バスが「園生町交差点」、「熊野神社」の2停留所を設置し、京成団地線と宮野木小学校線の一部、稲毛海岸線の全便が停車するようになった。 なお、平日朝にはにれの木台の上り線に限り急行便が設定されていたが、2011年7月11日のダイヤ改正で廃止された。
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