科学の碑・科学の碑記念会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:27 UTC 版)
「仮説実験授業研究会」の記事における「科学の碑・科学の碑記念会館」の解説
新潟県魚沼市(旧 湯之谷村)にある時宗の寺「東養寺」に、「科学の碑」や「科学の碑記念会館」が建立されている。「科学の碑」は研究会員らの寄付で1990年5月4日に建設されたもので、板倉聖宣の言葉が記されている。「科学の碑」の裏側は無宗教の共同墓地になっており、科学の碑運営委員会が運営している。仮説実験研究会会員でもあった細井心円が、建設時の東養寺住職であった。 さらに「科学の碑」に隣接して「科学の碑記念会館」が建設されることになり、1993年に完成。なお、科学の碑や記念館の周囲は、山林公園にもなっており、会館は科学の碑を訪れる人の休憩所も兼ねている。この会館には仮説実験授業やたのしい授業に関する文献が所蔵されており、1997年の時点でおよそ3万冊に及んでいる。蔵書は板倉聖宣の自宅書庫ともに、板倉コレクションとして管理されている(「外部リンク」参照)。 記念会館には各種実験器具も所蔵されており、ブレーズ・パスカルの真空実験復元装置は記念会館で保管されていた。2004年には愛知県立大学の小柳公代らによって、記念会館で公開実験、および録画DVDの制作が行われており、細井も参加している。また、子供向けのイベントや研究会での使用、中学校や高等学校のサークルの合宿にも利用されている。 なお、2003年には10周年企画「科学の碑・春まつり」が、2008年には「科学の碑記念会館15周年の会」が開催されている。
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