あき‐だか【秋高】
読み方:あきだか
「秋上げ2」に同じ。
秋高【アキタカ】(果樹)
登録番号 | 第5437号 | |
登録年月日 | 1997年 3月 7日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | 秋高 よみ:アキタカ | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 村上厚 | |
品種登録者の住所 | 熊本県荒尾市川登1953番地15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村上厚 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「新高」の枝変わりであり,果形が円,果皮色が黄緑,甘味はやや高,育成地(熊本県荒尾市)において10月上中旬に成熟する青なしである。 樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは太,節間長はやや長,皮目の大きさは大,多少は中,短果枝及びえき花芽の着生は多である。成葉の形は長楕円,先端の形は中,基部の形は円,葉の大きさは大,どん葉の色は褐,花弁の大きさは中,形は円,色は白である。果実の形は円,梗あの深さはやや深,広さはやや広,ていあの深さは中,広さは広,有てい果の有無は無,果実の大きさは大(600g程度),果皮の色は黄緑,果点の大きさはやや小,密度及び果面のさびは中である。果梗の長さ及び太さは中,肉梗の有無は無,果芯の形は円心臓,大きさはやや大,心室の数は中である。果肉の色はやや雪白,硬さはやや軟,粗密は中,甘味はやや高(糖度12度程度),酸味は弱,香気は極少,果汁の多少は多である。開花期は早,成熟期はやや晩で,育成地において10月上中旬である。芯腐れ及びみつ症状は無,裂果は有,果実の貯蔵性は長である。 「新高」と比較して,果皮の色が黄緑であること,果芯の形が円心臓であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者が昭和41年頃から自園(熊本県荒尾市)において栽培していた「新高」の収穫果の中に果皮色の異なる果実があるのを54年頃に発見し,58年に枝変わり部位を確認し,61年に高接ぎ樹を育成するとともに,以後特性の調査を行い,さらに平成4年からは熊本県農業研究センター果樹研究所の協力を得て特性の調査,確認を行って育成を完了したものである。 |
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