福山市指定文化財
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 10:04 UTC 版)
重要文化財(有形文化財)石燈籠 1対(建造物)江戸時代初期、慶安4年(1651年)の造営。昭和42年1月31日指定。 能面並びに箱類(工芸品)いずれも桃山時代のもので、福山藩初代藩主の水野勝成が寄進したものである。元は勝成が徳川秀忠から能舞台と共に豊臣秀吉の愛用品を拝領したものという。翁面は縦19.39センチメートル、横16.06センチメートルで、桃山時代の作風が見られる。また面箱は転用されたもので、中国・明代の風俗図の漆地に金蒔絵が施されている。外箱はこの面箱を保存するための箱で、蓋裏の墨書から永禄8年(1565年)に当社社家の中須賀氏の調製によるものとされる。昭和42年1月31日指定。 千種作神楽筒(工芸品)万治3年(1660年)、福山藩3代藩主の水野勝貞が能舞台とともに寄進したものである。作者の千種(ちぐさ)は、室町時代の能面師。筒は、桐の黒漆地に鳳凰の金蒔絵が施されている。昭和42年1月31日指定。 有形民俗文化財鞆ノ津の力石 - 当社の20個と住吉神社の3個を合わせて指定。平成12年9月22日指定。 無形民俗文化財お弓神事 - 昭和46年3月31日指定。 お手火神事 - 昭和48年3月31日指定。
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