禍つ式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 14:48 UTC 版)
「されど罪人は竜と踊る」の記事における「禍つ式」の解説
太古より悪魔や邪神と呼ばれたものの総称。熱的崩壊に瀕する何処かの世界より奇跡的な確率で干渉してくる。 人間界を滅ぼし新たな地にせんとする混沌派(ケイオス)、人間界を高度な能力により完全統治せんとする秩序派(オルドネン)、そのどちらにも属さない無派に分けられる。膨大な情報量を持つ高次元の生命体であり、三次元である人間の世界に顕現するには特定の物体を媒介にし、身体の情報を作り変えて降臨せねばならない。その性質から、彼ら自体が咒式であるのではという説も出され、彼らを禍々しい咒式、略して禍つ式と称するようになった。 下級の禍つ式ですら異貌のものどもの中で上位の力を有するが、形式番号を持つ大禍つ式(アイオーン)と呼ばれる上位禍つ式は、長命竜にすら匹敵する咒力を持つと言われている。人間により、形式番号ごとに爵位で区別されている。大禍つ式は極めて高度な知性を持つが同時に情報体のため、規則に反する行動は取ることが出来ない。
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ヤナン・ガラン 声 - いずみ尚 / 増谷康紀 ズオ・ルーがナリシアの二人の兄弟を生贄に召喚した蜘蛛が化身した大禍つ式にして、夜会の役者の一人。形式番号502の混沌派の男爵"戦の紡ぎ手"。普段は鎧姿の騎士で、真の姿は六本の腕を持つ二足歩行の巨大な蜘蛛。遠距離咒式を嫌い、武人としての決闘と風流を何より好む。ズオ・ルーの命により咒式兵器アヴァ・ドーンを使うテロを実行しようとするが、ガユスとギギナ、ラルゴンキン咒式事務所の連合軍に倒される。 アムプーラ 声 - 若本規夫 / 遊佐浩二 ズオ・ルーがナリシアの二人の兄弟を生贄に召喚した毒蛇が化身した大禍つ式にして、夜会の役者の一人。形式番号498の秩序派の子爵"墓の上を這う者"。道化師のような格好をしており、性格や口調も多少道化めいていて享楽家。左右半身にそれぞれ石化と猛毒の咒式を宿し、超級の体術と数法系咒式を使う。ズオ・ルーの命により咒式兵器アヴァ・ドーンを使うテロを実行しようとするが、ガユスとギギナ、ラルゴンキンに倒される。 ハビカイアー モルディーンを襲った大禍つ式。サイの怪物。形式番号493の無派。イェスパーとベルドリトに倒される。 モズモ、パラレロト、ゴルッギア、ジグジラ 会食中のラルゴンキン達を襲った禍つ式。ラルゴンキン咒式事務所に倒される。
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