研究用ロボットと軍事用ロボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:55 UTC 版)
「iRobot」の記事における「研究用ロボットと軍事用ロボット」の解説
Genghis(1991年) - ゲンギスは、iRobot の最初のロボット。研究用に設計された。現在は国立航空宇宙博物館にある。 Ariel(1996年) - 水陸両用で地雷を除去するカニ型ロボット。 Urbie(1997年) - 都市環境でのロボットの概念実証用。戦車を2台繋げたような形で、階段を登ることができる。 PackBot Scout - 接近が困難な危険な場所で、1人の兵で操作運用可能な偵察用ロボット。静止画カメラを搭載していて、撮影した画像を操縦システムに送ってくる。イラクとアフガニスタンで実際に運用された。この研究はDARPAの援助を受けている。 PackBot Explorer - Scout の進化したもので、音声と動画カメラを備え、他にもいくつかのセンサーを備えている。人質救出の際の偵察や戦闘によるダメージを調べるのに使われることを想定している。 Swarm - 群知能研究のために開発された。このプロジェクトもDARPAの援助を受けている。 Warrior - 2008年完成を目指して現在開発中。重量 250 ポンドで凹凸の激しい地形を毎時12マイルの速度で移動でき、100ポンド以上の荷物を搭載可能。爆発物処理、戦場での死傷者搬送、消火活動などへの応用が考えられる。 RGator - Deere & Company との提携による製品。小型多用途車にロボット機能を搭載したもの。自律的に設定した地点まで(障害物を回避しつつ)移動する機能と遠隔操縦による半自律動作が可能。現在、生産中。
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