着工後、フル規格に変更された区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 09:58 UTC 版)
「新幹線鉄道規格新線」の記事における「着工後、フル規格に変更された区間」の解説
北陸新幹線 石動(西石動信号場) - 金沢 1992年(平成4年)8月6日着工。当初、高岡(西高岡信号場、北陸本線西高岡駅とは異なる地点) - 金沢とされていたが、地元自治体が北陸本線・石動 - 高岡の在来線分離に消極的だったことから、起点が石動に変更された。このルート変更によって、難工事区間として先行着工されていた加越トンネルは不要となり、既に投入された建設費は富山県が負担した。また、この変更によるミッシングリンクへの対応のために暫定的に時速160km程度で走行出来る在来線特急列車を既設の新幹線構造物に敷設した在来線軌道へ入線させると決定していた。2004年(平成16年)12月16日の建設計画見直しで富山 - 白山車両基地の着工が決まり、フル規格に格上げ。2015年(平成27年)3月14日にフル規格で開業。 糸魚川(西糸魚川信号場) - 魚津(東魚津信号場) 1993年(平成5年)着工。2000年(平成12年)12月18日の建設計画見直しで上越 - 富山の着工が決まり、フル規格に格上げ。2015年(平成27年)3月14日にフル規格で開業。 九州新幹線鹿児島ルート 八代(南八代信号場)のち新八代 - 西鹿児島(現在は鹿児島中央) 1991年(平成3年)9月7日着工。1998年(平成10年)10月13日の建設計画見直しで船小屋 - 新八代の着工が決まり、起点を新八代に変更。2000年(平成12年)12月18日の建設計画見直しで博多 - 船小屋の新規着工が決まり、フル規格に格上げ。2004年(平成16年)3月13日にフル規格で開業。00年の計画見直しまでは新八代駅にアプローチ線を敷設し、以南をスーパー特急方式としていた。 船小屋(船小屋信号場、現在は筑後船小屋) - 新八代 1998年(平成10年)3月12日着工。2000年(平成12年)12月18日の建設計画の見直しで博多 - 船小屋の新規着工が決まり、新八代 - 鹿児島中央とともにフル規格に格上げ。2011年(平成23年)3月12日にフル規格で開業。 九州新幹線西九州ルート:武雄温泉 - 諫早 2004年(平成16年)12月16日の建設計画見直しで武雄温泉 - 諫早間の着工が決定した。2007年(平成19年)12月16日に沿線自治体が建設に合意、2008年(平成20年)4月28日にスーパー特急方式で着工。2012年(平成24年)6月29日に諫早 - 長崎間のフル規格での着工が決定し、この区間もフル規格へと変更された。
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