相次ぐメンバーの降板〜マルコムの死・事実上の活動休止(2014年 - 2017年)
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マルコムの脱退 2014年9月24日、以前から認知症を患っていたマルコムが、病状の悪化により脱退を余儀なくされたと発表。 フィル、二度目の解雇 2014年11月に、フィルが居住先のニュージーランドにて、殺し屋に知人の男性2名に対する殺害を依頼した容疑で逮捕され、自宅からは覚醒剤も押収された。その後、事件の影響でフィルが裁判や取り調べのために、予定していたワールド・ツアーを降りることが発表され、代役としてクリス・スレイドが復帰。翌年4月末付けで、バンドの公式ページのメンバーも差替えられた。 ニューアルバム発売 2014年11月28日、6年ぶりとなるニューアルバム、『ロック・オア・バスト』を発売。脱退したマルコムの後任としてヤング兄弟の甥であるスティーヴィー・ヤングが加わり、初めてマルコム抜きで制作。また、翌2015年のワールド・ツアーを計画していると発表された。その後マルコムは病状が悪化し、2017年11月18日に死去。64歳。 ブライアンのツアー離脱 2016年4月、『ロック・オア・バスト - Rock or Bust 』に伴うワールド・ツアー中にブライアンが、以前から患っていた聴力障害の病状が悪化したことでドクターストップが掛かったため、ツアーを途中で降板しアクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)が代役を務めた。 一時期はインタビューにおいて聴力が戻らなければ引退せざるを得ない旨を述べていたが現時点での脱退や引退は否定しており、後にインイヤーモニターを使用することで聴覚を保護できる可能性が出たとして復帰への意欲を述べている。またレコーディングは問題ないとして継続しており、ツアー離脱後にジム・ブリューアーのアルバムにゲストで参加している。 クリフの引退表明 2016年7月にはクリフが、相次ぐメンバー交代から活動意欲を無くし、ツアー終了次第バンドを離れて音楽界からも引退することを表明。バンドに在籍するクラシックメンバーはアンガス1人だけとなった。 マルコムの死去 2017年11月18日、闘病中だったマルコムが死去したと発表。
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