発展と現状とは? わかりやすく解説

発展と現状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 05:13 UTC 版)

関西棋院」の記事における「発展と現状」の解説

この後橋本宇太郎橋本昌二の「両橋本」(両者血縁関係はない)が関西棋院二枚看板となり、十段王座タイトルを奪うなど活躍した1962年には名人戦リーグ10名中4名、本因坊リーグにも8名中3名の関西棋院所属棋士参加半田道玄本因坊挑戦獲得)、第1期・第2期十段の座を橋本宇太郎半田道玄関西勢同士が争うなど、大い気勢上げた橋本昌二は「組織存続のため、日本棋院との戦い死活問題だった」と語る。 しかし日本棋院との緊張関係が緩和向かった上、独立によって日本棋院所属棋士との対局機会減少したこともあり、所属棋士活躍次第に目立たなくなった七大タイトル保持者も、1981年橋本昌二王座以降長らく出現しなかった(次項参照)。三大タイトル棋聖名人・本因坊リーグ在籍者ゼロの年が目立ちはじめ、特に本因坊リーグへは2000年度結城聡以降2009年度(同)まで参加がなかった。 しかし2010年になり、坂井秀至碁聖タイトル奪取すると、結城聡天元位を獲得してこれに続いた若手瀬戸大樹村川大介らの活躍もあり、関西棋院久々にかつての勢い取り戻しつつある。2012年の第68本因坊リーグは8名中3名(32期ぶり)、2013年の第38名人戦リーグも9名中3名を関西棋院勢が占めた中部総本部には一時20名を超える棋士所属したが、2010年3月をもって閉鎖された。 2012年4月1日法人制度改革に伴い公益法人より活動制約少な一般財団法人となった。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}日本棋院との再統合何度話題上っているが、両院段位調整、(主に日本棋院側の)財政問題などがネックとなり、未だに実現していない[要出典]。全日本囲碁連合結成参加するなど、そのあり方模索続いている。

※この「発展と現状」の解説は、「関西棋院」の解説の一部です。
「発展と現状」を含む「関西棋院」の記事については、「関西棋院」の概要を参照ください。

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