田原町図書館/田原市図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 21:12 UTC 版)
「田原市図書館」の記事における「田原町図書館/田原市図書館」の解説
2002年3月15日に新図書館が竣工し、8月2日に田原町図書館が開館した。開館時点では図書9万冊、雑誌460種類、新聞24紙を備えていた。開館初日は夏休み中ということもあって子どもが多く来館し、8月2日の入館者数は3,082人、貸出点数は3,663点を数えた。昭島市民図書館、日野市立図書館で図書館員を経験した森下芳則が初代館長に就任し、開館時には職員の半数以上が20代前半という若い図書館だった。 2003年には田原町と赤羽根町が合併して田原市となり、8月20日には田原市中央図書館に改称。2006年8月3日から試験的に木曜日の開館時間を午後8時までとした(〜2020年3月31日)。12月には東三河地方初、また愛知県で3館目となる自動貸出機を導入。この自動貸出機は利用者に好評であり、開始から3か月の間に1日平均50人が利用した。 2008年7月には無線LANサービスを開始し、9月13日には英語多読コーナーを設置。無線LANサービスは三河地方の図書館で初の試みであり、英語多読コーナーは蒲郡市立図書館に次いで東三河地方2番目である。さまざまな取り組みが評価された結果、図書館を新設する予定のある岡崎市や日進市から視察を受けている。 2010年には森下が退任し、公募によって豊田高広が第2代館長に就任。豊田は静岡市立御幸町図書館の前館長であり、御幸町図書館は2007年にLibrary of the Yearの会場賞・優秀賞を受賞している。2010年7月には三重県の鳥羽市立図書館と共同で、鳥羽伊良湖航路廃止問題特集展示を行った。 2011年には館内にこどもしつ「かがくのへや」を開室。2012年にはiPadの貸出サービスを開始し、館内に「泉名月記念ふしぎ図書館」コーナーを設置した。2015年3月には、視覚や聴覚に障害を持つ利用者向けの「にじいろサービス」を開始し、拡大読書器・音声再生器・対面朗読サービスなどを行っている。
※この「田原町図書館/田原市図書館」の解説は、「田原市図書館」の解説の一部です。
「田原町図書館/田原市図書館」を含む「田原市図書館」の記事については、「田原市図書館」の概要を参照ください。
- 田原町図書館/田原市図書館のページへのリンク