球場の詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 16:27 UTC 版)
グラウンド 元々両翼は97.6m(320ft)あり、日本では珍しいコミスキー・パークのような直線的な外野フェンスを持つフィールド形状であったが、1953年にスタンドとの間に円弧状の第二のフェンス(ラッキーゾーン)を設けたために一般的な扇状となり、両翼は公称91mに縮小された。ただし、1980年代頃からフェンスに距離の記載がなくなった。 スコアボード 1973年 - 1974年に改装された手回しパネル式のスコアボードを閉場まで使用した。カウントの電光表示はスコアボード中央部にあったが、1985年の改装の際に投手名表示ボードを設置したことに伴ってスコアボード上部へ移設した。LEDボードができる前の1989年までは本塁打が出た場合、スコア表示部分と選手名表示部分の中間に「HomeRun」という電飾文字が入る演出もあった(その後広告が入ったため廃止)。 1993年にホークスの本拠地が福岡ドームに移転したのと、広島市民球場のスコアボードが電光化されたため、本球場のスコアボードは一軍の本拠地球場では最後まで残ったパネル式である。 またナイトゲームに限って、近鉄の選手が本塁打を打った場合と近鉄が勝利した場合は花火がバックスクリーンから噴出された。 LED式メッセージボード 右中間の外野スタンド防音フェンスに設置され、打率・本塁打数、球速などを表示した。 他球場の経過速報板 外野スタンド右翼ポール際にあり、パネル式。 防音フェンス(干渉型防音装置付昇降式防音壁) 外野スタンド後方に高さ5m(うち上部2mは昇降式)、内野・外野スタンド間に高さ14m(うち上部5mは昇降式)、幅35m 球友寮 敷地内のライトスタンド裏にあった大阪近鉄バファローズの選手寮。初代の建物は老朽化が進んだため、2000年10月におよそ4億円の費用をかけて建て替えられた。オリックスとの球団合併後は大阪女子短期大学の教育研修センターとして利用されている。 室内練習場 敷地内の球場東側に隣接。 駐車場 末期まで選手専用の駐車場はなく、一般来場者と共用だった。
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