現在の市歌とは? わかりやすく解説

現在の市歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:32 UTC 版)

大阪市歌」の記事における「現在の市歌」の解説

大阪朝日新聞選定した大阪市の歌」は複数歌集手習い用の曲として掲載されるなど広く愛唱されたが、制定告示経た正式な市歌としては扱われなかった。そのため、第6代大阪市長池上四郎北区中之島3代目大阪市庁舎落成記念として正式な市歌制定提唱し森鷗外幸田露伴らを審査委員招いて歌詞一般公募した。全国から2,398編の応募作が集まり香川県旧制三豊中学校現在の香川県立観音寺第一高等学校校長であった堀沢周安応募作が一等入選賞金500円)として採用された後、東京音楽学校助教授中田章作曲手掛けて1921年大正10年4月制定された。政令指定都市現行市歌としては1909年明治42年制定横浜市歌1910年明治43年制定名古屋市歌次いで3番目に古い。 制定時にニットーレコードがSP盤作成したのを始め何度もレコード化されている。創唱盤のB面は「大阪市青年連合団々歌」。現在も大阪市毎年発行する市勢要覧歌詞と楽譜掲載されており、市主催行事市立校の卒業式でも演奏される戦前三府はいずれ府歌制定しなかったが、東京府後身である東京都1947年昭和22年)に「東京都歌」を、また京都府1984年昭和59年)に全国44番目(通説では43番目)となる「京都府の歌」を制定したのに対し大阪府は現在も府歌制定していない。そのため、一部文献ではこの大阪市歌代わりに紹介されている。 なお、大阪市関係する他の楽曲としては大阪市大阪市教育委員会いずれも大阪市民の歌」として1953年昭和28年)に選定した愛唱歌陽はわかし」(作詞名谷龍生、作曲織田辰男、編曲大澤壽人)および、1959年昭和34年)に市制70周年記念して選定したあなたの胸に わたしの胸に」(作詞明珍昇作曲難波寛臣)がある。

※この「現在の市歌」の解説は、「大阪市歌」の解説の一部です。
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