現在の巨椋池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:17 UTC 版)
干拓地は、京都・大阪に近接した一大農業地帯として、米や野菜が生産されている。 干拓地や宇治川河川敷は渡り鳥の飛来地となっている。また干拓地の北側にある宇治川堤外地の源内は、西日本では有数のヨシ群落で、植生の面でも貴重である。ここは日本有数のツバメのねぐらといわれ、8月から9月に掛けての最盛期には、数万羽のツバメを見ることができる。 京都競馬場の馬場の中央にある池は、かつての巨椋池の名残りを残した池だと考えられてきた。1999年(平成11年)に、京都府によって池中の生物の生態調査が実施されている。 南北方向には、従来の国道1号や国道24号に加えて第二京阪道路、東西方向には京滋バイパスが通っており、久御山ジャンクションでつながり、現代的な自動車交通の要衝となっている。巨椋池干拓地内に位置する第二京阪道路のインターチェンジには、「巨椋池インターチェンジ」という名称が付けられている。
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