げんがく 【玄学】
玄学
玄学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 10:23 UTC 版)
詳細は「玄学」を参照 玄学は儒家と道家の要素を融合させた学派で、『易経』、『道徳経』、『荘子』の再解釈を行った。この流れの最も重要な哲学者は王弼、向秀、郭象らである。この学派の取り組んだ主な問題として存在は非存在に先立つか(中国語で存在は「名」、非存在は「無名」である)というものがある。こういった竹林の七賢のような道家哲学者の特徴的な形質は「風流」、つまり自然や本能的な衝動に身を任せるある種のロマンチックな精神である。
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玄学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:22 UTC 版)
この時代老荘思想と『易』に基づく玄学が隆盛した。玄学の側からも儒教の経書に注を作るものが現れ、王弼は費氏易に注して『周易注』を作り、何晏は『論語集解』を作った(正始の音)。呉には今文孟氏易を伝えた虞翻、『国語注』を遺した韋昭がいる。西晋末には永嘉の乱が起こり、これによって今文経学の多くの伝承が途絶えた。東晋になると、永嘉の乱で亡佚していた『古文尚書』に対して梅賾が孔安国伝が付された『古文尚書』58篇なるものを奏上したが、清の閻若璩によって偽作であることが証明されている(偽古文尚書・偽孔伝という)。この偽孔伝が鄭玄注と並んで学官に立てられた。
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