熱血青春日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:41 UTC 版)
PlayStation版「エボリューションディスク」でメインになるのが「熱血青春日記」モードであり、これは対戦格闘ゲームに育成シミュレーションゲームの要素をプラスしたモードである。プレイヤーは名前・性別・生年月日を自分で入力し、学園の生徒としてキャラクターを1年間に渡って育成する。入学する高校は選択できる(ただし、ジャスティス学園には入学できない)が、どの学校でもストーリーはほぼ変わらず、本来の設定では他校のはずの生徒とも普通に校内で同級生として出会えるなど、本編とは外れた一種のパラレルワールドとなっている。チュートリアル的な面もあり、基本操作から応用操作に至るまで徐々に習得できるようになっている。また、さまざまなイベントや定期テストがあり、その結果に応じて新たな技を覚えたり、能力が上下する。恋愛シミュレーションゲーム的な要素もあり、他のキャラクターたちと友情を深めたり、場合によっては異性・同性を問わず恋愛関係になったりも。花火大会や体育祭、バレンタインデーといったお約束のイベントも用意されている。作成したキャラクターは他のモードでも使用できる。 PlayStationオリジナルの続編『熱血青春日記2』では前作と比較し、ジャスティス学園に入学できる、イベントでさくらが登場するなどの追加要素がある。 ドリームキャスト版『燃えろ!ジャスティス学園』ではシステムが異なり、学園祭を舞台としたボードゲーム「燃えろ! 熱血青春日記」として登場。4人で対戦する(プレイヤーが足りない場合はコンピュータが参加する)。さいころを振って学園内のアトラクションや教室を巡り、必殺技や能力値を獲得していく。プレイヤー同士がすれ違うと能力値を使った「決闘」になり、勝者は敗者から好きなものを強奪できる。道中で出会うキャラクターと一緒に行動することもでき、決闘ではプレイヤーに声援を送ってサポートする。ボードゲームの対戦を楽しみながら育成することになるが、好感度などの要素は健在。また、必殺技をある程度自由に取得できたりと育成の自由度もあがっている。キャラクターは全員2頭身で表現され、決闘シーンなどでは駄々っ子パンチで戦うなどコミカル。最後はCPU操作によるトーナメントが開催され、これに優勝することで勝利へ大きく近づく。 1作目の家庭用移植の開発期間が3か月しかなかったため、その期間でできることを考えて作成された。
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