熱田神宮時代とは? わかりやすく解説

熱田神宮時代(1960年 - 2001年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 04:42 UTC 版)

名古屋市熱田図書館」の記事における「熱田神宮時代(1960年 - 2001年)」の解説

1958年昭和33年12月東邦ガス名古屋市の間で報償契約更新があり、その記念として東邦ガス2500万円を市に寄付したいとの申し出があった。それを受けて、その当時名古屋市には図書館が3館(鶴舞栄・県しかないことから、図書館整備使用することとした。また、敷地については、熱田神宮境内地281坪(928.92平方メートル)を坪単価2万円で購入することとなった。場所は熱田神宮能楽殿の東隣であり、緑に囲まれ静かな環境だった。 寄付実際に1959年昭和34年2月24日行われ図書館整備着手することとなったが、工事自体伊勢湾台風により遅れ、翌年1月18日起工した。この工事の際には、古墳時代須恵器それ以降時代土器および陶器などが出土し熱田図書館遺跡命名されている。図書館建物鉄筋コンクリート造3階建であり、長方形円形組み合わせた躯体だった。 1960年昭和35年9月1日名古屋市3番目の市立図書館として名古屋市熱田図書館開館した当時既設図書館との差別化を図ることとし市南部に工業地帯広がっていることから産業に関する蔵書重点的に収集すること、慢性的な学習室不足に資するために学習室を提供すること、郷土資料収集することなどの方針示した名古屋ロータリークラブから提供を受けた岩波文庫を南ロータリー文庫として整備したり、小林橘川夫人より寄付受けた図書438冊を橘川文庫として整備するなど、徐々に図書館として充実していった。 また、1967年昭和42年5月30日には井上護謨工業により、冷房整備費480万円寄付があり、全館冷房実現している。 館の充実に伴い増築することとなり、1971年昭和46年11月には熱田神宮より土地が、東邦ガスから3000万円の寄付があった。増設部分1973年昭和48年3月31日竣工し6月開業した

※この「熱田神宮時代(1960年 - 2001年)」の解説は、「名古屋市熱田図書館」の解説の一部です。
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