滝沢歌舞伎ZERO
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上演期間は京都四条南座で2019年2月3日から25日、新橋演舞場で4月10日から5月19日まで。 2018年で芸能界を引退する滝沢秀明に代わり、メインキャストは2012年から8年連続シリーズに出演してきたSnow Manのメンバーが務める。全体の作・構成・演出は変わらずジャニー喜多川が務めるが、演出面はほぼ滝沢が受け持ち、タイトルもスタッフらとの話し合いで“Jr.と自身のゼロからの再スタート”の意味が込められ、滝沢は今作で“演出家”として再デビュー。振付は五関晃一が担当した。また、新曲「Make It Hot」や「ひらりと桜」のピンク装いなど、衣装は全編を通して宮舘涼太が担当している。上演時間は休憩30分を含む約2時間45分。 今作のテーマは「桜」。第一部は2006年から13年変わらず歌われてきたオープニングナンバー「いにしえ〜Night & Day」が封印され、新曲「ひらりと桜」で幕開けし、重さ100キロ・300万枚の桜吹雪が舞った。「腹筋太鼓」や「変面」など滝沢歌舞伎ならではの演目はリニューアルして披露され、Snow Manの面々が舞台上で白塗りを披露するシーンからスタートするクライマックスの創作歌舞伎では、滝沢も演じていた「五右衛門」を進化させた『五右衛門ZERO』、『濱松屋』の他、新作『桜の舞』、『総踊り』を含む4つの演目が行われた。第二部では約1時間弱におよぶ『満月に散る鼠小僧〜望んでいたのは「笑いあり、涙なし」〜』が上演されたが、鼠小僧が消えた後の江戸の町の物語のため、滝沢演じる鼠小僧の葬式の場面からスタートするという展開に客席からは笑いも起こった。フィナーレでは『滝沢歌舞伎』のテーマソングでもある「WITH LOVE」にのせてSnow Manのメンバーが1人ずつ登場。"Snow Man"にちなんだ500キロの人工雪が降らされた。 なお、南座公演では「ひらりと桜」の場面でVTR出演していたラウールは、新橋演舞場公演から加わり9人体制の新生Snow Manとして初お披露目された。演出面も新橋演舞場公演からパワーアップ。『鼠小僧』の終盤には舞台から噴水のように水が噴き上がる演出が追加され、新橋演舞場史上過去最大となる計9トンの水が使用される中での立ち回りが見どころとなった。 キャスト 京都四条南座 Snow Man岩本照 深澤辰哉 渡辺翔太 佐久間大介 宮舘涼太 阿部亮平 向井康二 正門良規 目黒蓮 影山拓也 田中誠治 椿泰我 基俊介 横原悠毅 今江大地 朝田淳弥 古謝那伊留 福本大晴 澤田雅也 新橋演舞場 Snow Man岩本照 深澤辰哉 渡辺翔太 佐久間大介 宮舘涼太 阿部亮平 向井康二 目黒蓮 村上真都ラウール 林翔太 影山拓也 谷村龍一 椿泰我 松井奏 佐藤新 横原悠毅 基俊介 林拓音 鈴木大河
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