海水浴・サーフィン・釣り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 15:55 UTC 版)
新島には多数の海岸が存在し、ほとんど全てに無料のシャワーが設置されている。 羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん) 島の東岸に位置する。新東京百景にも選ばれており、白い砂浜と、それに伴う乳青色の海が7kmも続く美しい海岸。 世界的にも有名なサーフスポットであり、世界プロサーフィン連盟 (ASP) の大会にも使用され、ジェリー・ロペスやアンディ・アイアンズ、ケリー・スレーターなど古今東西のトッププロも訪れた。近年も日本のトッププロやトップアマチュアを決める日本プロサーフィン連盟 (JPSA)、日本サーフィン連盟 (NSA) のツアーに使用されたり、東京都知事杯の大会が開かれるなどしている。 ビーチブレイクなため、時期や台風などのせいで地形が変わることがある。しかし、島嶼特有の条件として海底が急激に浅くなっているため、遠洋からパワーを維持したまま到達した波が一気に掘れ上がり、チューブを巻くことも多くある。パワーがあるとは言え、基本的には流れが強いわけではなく初心者でもサーフィンを楽しめるが、波が大きな時には特にインサイドで激しい流れが起きるので、注意が必要。 また、大型のヒラメやマダイが釣れることでも有名。 前浜海岸 島の西側にある海岸で、テトラポッドや桟橋に囲まれている。そのため波があまり来ず水の透明度がかなり高くなっており、海水浴向きのビーチである。やや遠浅で、波打ち際の海中ではコチの稚魚やフグなど様々な魚が発見出来る。 桟橋からは自由に釣りをすることも出来、サバやアジ・タカベ、カンパチ、マダイ、メジナなど様々な魚が釣れ、高級食材でもあるアカイカなどは時期や年によっては入れ食い状態となる。 若郷前浜海岸 島の北部西側にある海岸で、他とは違い黒砂の海岸である。若郷に通じる旧トンネルは2000年の群発地震により閉鎖され、2004年に開通した新トンネルは自転車、歩行者の通行が禁止されているため注意を要する。 間々下海岸 島の南西側にある海岸で、式根島が臨める。鳥島という小島に歩いて行くことが出来たり、海中に岩などがあることから、海水浴やシュノーケリングなどを楽しむことが出来る。 台風などで、他所がクローズするほどサイズが上がった時にはサーフィンをすることも出来るが、岩があるため注意が必要。 淡井浦海岸 島の北東にある海岸。羽伏浦と同じ方角で、サーフィンの出来る良い波が立つが、村内から離れているため海水浴客がいることは稀。ここにも無料シャワーは設置されている。
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