海水水族館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 04:10 UTC 版)
昭和28年当時の高山義三京都市長の至上命令で建設が行われた水族館。水族館の計画発表から完成まで半年ほどの超スピードで開館した。明石から海水魚40種298点、滋賀県守山から淡水魚19種374点を購入、海水は兵庫県水族生態研究所水族館より厚意で貰っており、昭和25年11月8日に開館式が行われている。貯水槽からモーターで水を汲み上げ海水を循環させる循環型の水族館だった。海水魚は新和歌浦、雑ケ先から購入、補充し続けたが、突貫工事のため暖房設備がなく、冬期に海水魚が死滅するなど維持経費がかさみ、昭和43年10月には撤去されている。なお跡地にはヨーロッパバイソンの飼育場となった。
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