池田 (家電量販店)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 08:35 UTC 版)
![]() 本社が併設されていたケーズデンキ伊達インター店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
052-0012 北海道伊達市松ヶ枝町9-98 |
設立 | 1978年(昭和53年) |
業種 | 小売業 |
事業内容 |
家庭用電気製品小売業 (ケーズデンキFC店舗の運営) |
代表者 | 池田富一(代表取締役社長) |
資本金 | 140百万円 |
発行済株式総数 | 2,478株 |
売上高 |
4256百万円 (2015年3月期) |
従業員数 | 47名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
池田富昭 33.2% ケーズホールディングス 29.9% |
特記事項:特記ない企業情報は2015年3月31日現在[1]。 2015年7月31日にケーズホールディングスの完全子会社化、同8月1日にデンコードーへ吸収合併。 |
株式会社池田(いけだ)は、かつて存在した、主に北海道西南部においてケーズデンキの屋号で家電量販店を展開していた企業。家電量販店チェーンを展開するケーズホールディングス(ケーズHD)の持分法適用関連会社の一つであった。本社は北海道伊達市に置いていた。
2015年8月1日にケーズHDの完全子会社となった上で、同じくケーズHDの完全子会社であるデンコードーに吸収合併された。合併時には7店舗を運営していた。
概要
元々は胆振地方におけるそうご電器のフランチャイジーであったが、2002年2月14日に同社が破綻した為、同月に提携を進めていたケーズデンキ(現:ケーズHD)とフランチャイズ契約を結び、当時経営していた「YES そうご電器」3店舗のうち2店舗をケーズデンキに転換した。これによりケーズデンキはFCながら北海道進出を果たす事になる。
後の2007年に、北海道にも店舗を展開していたデンコードーがケーズHD傘下となった際、胆振地区の店舗のうちMAXDenkodo室蘭店は池田に移管された上で店舗名をケーズデンキに転換した(室蘭モルエ店)のに対し、MAXDenkodo苫小牧店はデンコードー運営のまま店舗名をケーズデンキに転換した。
もとはケーズHDは当社の株式を取得していなかったものの、2008年7月 - 9月の間(ケーズHDの第29期第2四半期中)にケーズHDが当社の株式の一部を取得し、当社はケーズHDの持分法適用会社となった[2]。
2010年 - 2011年、新規出店を開始する。新規開拓地域の模索を検討。帯広・登別・森・倶知安・富良野・恵庭などを候補としていた。その後、2011年11月23日にケーズデンキ倶知安店を500坪で開店した。
2013年9月、後志地方2店目の余市店を新規開店(ケーズデンキ全体では、デンコードー運営の小樽店もあるため3店目)。
ケーズHDの北海道・東北地区での効率的な事業拡大方針のため、2015年7月31日に同社と株式交換を行い完全子会社となった上で、同8月1日にケーズHDの連結子会社であるデンコードー(前述)に吸収合併された[3][1][4]。
沿革
- 1967年(昭和42年)6月1日 - 池田電気(いけだでんき、住所:伊達市鹿島町64)の名前でサンヨー薔薇チェーンとして創業。
- 1978年(昭和53年) - 現在の社名に変更し、株式会社に改組。
- 1989年(平成元年) - 伊達市でそうご電器のフランチャイズを運営する北電商販(本社:札幌)が札幌にあるそうご電器を脱退。そのタイミングで株式会社池田がそうご電器に加入をする。当時レコード販売も行っていたが、そうご電器加入を期にレコード販売より撤退。
- 2000年(平成12年)11月 - 室蘭市東町に『そうご電器YES'eむろらん店』を開店。同じ棟で1階そうご電器・2階そうご電器ソフト館で複合店舗として開業。
- 2002年(平成14年)
- 1月 - そうご電器へのFC契約退会届が出される。
- 2月12日 - そうご電器民事再生法を申請、経営破綻。同日ケーズデンキ(現:ケーズホールディングス)の取締役会にて、株式会社池田のFC契約について承認された。
- 3月1日 - ケーズデンキとフランチャイズ契約を結ぶ。
- 3月28日 - 北海道初のケーズデンキの店舗として、室蘭市東町に『ケーズデンキむろらんパワフル館』を開店。
- 4月25日 - 池田の本社所在地である北海道伊達市末永町に『ケーズデンキ伊達パワフル館』を開店。そうご電器時代の洞爺店を伊達と統合する。
- 2003年(平成15年)11月 - 当時の静内郡静内町に『ケーズデンキ静内パワフル館』を開店。
- 2004年(平成16年)10月 - 留萌市南町に『ケーズデンキ留萌パワフル館』を開店。
- 2006年(平成18年)11月 - 滝川市東町に『ケーズデンキ滝川パワフル館』を開店。
- 2007年(平成19年)
- 4月1日 - 株式会社デンコードーがケーズホールディングスの完全子会社となる。以後下記の通り、同社との間で一部店舗の譲受が行われる。
- 11月8日 - 『ケーズデンキ滝川パワフル館』(滝川市)の営業権をデンコードーに譲渡[注 1]。
- 2008年(平成20年)
- 2011年(平成23年)11月23日 - 虻田郡倶知安町高砂に『ケーズデンキ倶知安店』を開店。
- 2013年(平成25年)
- 2015年(平成27年)8月1日 - デンコードーに吸収合併し、解散。
店舗
店舗はいずれもケーズデンキ。
- 胆振総合振興局管内
- むろらんパワフル館(室蘭市・弥生ショッピングセンター内、デンコードーへの合併後の2023年7月23日閉店[5])
- 室蘭モルエ店(室蘭市・MORUE中島内)
- 伊達インター店(伊達市・伊達消防署隣)
- ※苫小牧店はデンコードー運営。
- 日高振興局管内
- 新ひだか店(新ひだか町)
- 留萌振興局管内
- 留萌パワフル館(留萌市)
- 後志総合振興局管内
脚注
- ^ デンコードーは従前より同市内で「SUPER Denkodo滝川店」を営業していたものの、同店を閉店したうえでケーズデンキ滝川パワフル館の営業を譲受している。
出典
- ^ a b “当社と株式会社池田との簡易株式交換契約及び株式会社池田と当社連結子会社株式会社デンコードーとの簡易吸収合併契約締結について”. 株式会社ケーズホールディングス. (2015年6月15日) 2023年11月7日閲覧。
- ^ “第2四半期報告書”. ケーズホールディングス (2008年11月14日). 2023年11月6日閲覧。
- ^ “当社との簡易株式交換による株式会社池田の完全子会社化及び株式会社池田と当社連結子会社である株式会社デンコードーとの簡易吸収合併に関する基本合意書の締結”. 株式会社ケーズホールディングス. (2015年5月27日) 2023年11月7日閲覧。
- ^ “ケーズHD(8282)、フランチャイジーの完全子会社と吸収合併”. M&A Times. (2015年5月27日) 2023年11月7日閲覧。
- ^ “むろらんパワフル館”. ケーズデンキ. 2023年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月24日閲覧。
「池田 (家電量販店)」の例文・使い方・用例・文例
- 株式会社高橋精密機器のシステム一課の池田と申します。
- 私、池田グループ株式会社の広報部の部長の佐藤と申します。
- 彼らは、池田恒興が好き。
- 池田夫妻は健の先生に話しかけました。
- 池田さんは新しい車を買いたがっています。
- 池田が姓で和子が名です。
- この土地は池田氏の所有だ。
- 仙台の池田家といえばその地に聞こえた名家である.
- この土地は池田氏の所有だ.
- 彼は池田教授について日本文学を勉強した.
- 池田教授は源氏物語を 100 回通読したそうだ.
- 池田君という良き友を得た.
- 池田市という市
- 同研究グループの池田富(とみ)樹(き)教授は,「みなさんにこのフィルムの使い道を考えてほしい。」と話す。
- 2001年6月,大阪府の(大阪教育大付属)池田小学校で恐ろしい事件が起こった。
- 体操の元オリンピック選手で現在は指導者の池田敬(けい)子(こ)さんが11月11日に自身の体操スクールのための新しい体育館をオープンした。
- それは池田さんの74回目の誕生日だった。
- 5年前,池田さんは日本人女性として初めて国際体操殿堂入りを果たした。
- 新しい記念館には,池田さんのトロフィーや優勝杯,賞状,写真,1954年のローマでの世界選手権の金メダルが展示されている。
- この新施設のための1億円を超える費用はすべて池田さん自身が負担した。
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