汐風のなかでとは? わかりやすく解説

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さよなら (オフコースの曲)

(汐風のなかで から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 14:34 UTC 版)

「さよなら / 汐風のなかで」
オフコースシングル
初出アルバム『SELECTION 1978-81(さよなら)』『Three and Two(汐風のなかで)』
A面 さよなら
B面 汐風のなかで
リリース
規格 7"シングルレコード
ジャンル
時間
レーベル EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI
作詞・作曲
プロデュース オフコース
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 1980年1月度月間5位(オリコン)
  • 1980年2月度月間3位(オリコン)
  • 1980年3月度月間4位(オリコン)
  • 1980年4月度月間14位(オリコン)
  • 1980年度年間9位(オリコン)
  • 登場回数27回(オリコン)
オフコース シングル 年表
  • さよなら / 汐風のなかで
  • (1979年 (1979)
SELECTION 1978-81 収録曲
SIDE A
  1. 風に吹かれて
  2. 夏の終り
  3. 愛を止めないで
  4. せつなくて
  5. 生まれ来る子供たちのために
  6. さよなら
SIDE A
  1. Yes-No
  2. 愛の終わる時
  3. 一億の夜を越えて
  4. いくつもの星の下で
  5. I LOVE YOU
Three and Two 収録曲
SIDE A
  1. 思いのままに
  2. 恋を抱きしめよう
  3. その時はじめて
  4. 歴史は夜つくられる
  5. 愛を止めないで
SIDE B
  1. SAVE THE LOVE
  2. 汐風のなかで
  3. 愛あるところへ
  4. 生まれ来る子供たちのために〜「いつもいつも」
テンプレートを表示
さよなら
小田和正楽曲
収録アルバムLOOKING BACK 2
リリース2001年5月16日 (2001-05-16)
規格CD
ジャンルJ-POP
時間4分44秒
レーベルLittle Tokyo ⁄ BMGファンハウス
作詞者小田和正
作曲者小田和正
プロデュース小田和正
その他収録アルバム
カバー
LOOKING BACK 2収録順
言葉にできない
(5)
さよなら
(6)
あなたのすべて
(7)

さよなら / 汐風のなかで」(さよなら しおかぜのなかで)は、1979年12月1日 (1979-12-01)に発売されたオフコース通算17枚目のシングル

解説

「さよなら」は、オリジナル・アルバム未収録曲で、ベスト・アルバムSELECTION 1978-81[注釈 1]ビル・シュネーによるミックスで収録されたほか、ライヴ・ヴァージョンがライブ・アルバムLIVE[注釈 2]に収録された。この曲について小田和正は、「これまで以上に売れることを強く意識して書いた」と語っている。このシングル発売後から、オフコースはニューミュージックの代表的グループとして認知されることになる。

小田は原詩では「僕は思わず 君を抱きしめそうになる」としていたところを、間違えて『僕は思わず 君を抱きしめたくなる』と、間違えて[要校閲]録音してしまったことを悔やんだという[1]

この曲は後に小田がアルバム『LOOKING BACK 2[注釈 3]で新たな解釈でセルフ・カヴァーしている。TBS系『クリスマスの約束』や2002年の全国ツアーではこのアレンジで演奏したが、『風のようにうたが流れていた[注釈 4]からは、オリジナルのアレンジに戻して歌っている。また、鈴木康博細坪基佳とのアルバム『四月になれば僕らは』[注釈 5]にて、細坪のリードヴォーカルカバーしている。

その他、後にKBC Bandにもアルバム『KBC Band』にてカバーされた。英詞は1983年 (1983)にオフコースが制作した英語圏向けプロモーション・テープ収録のものと同じだが、クレジットが誤ってサディスティック・ミカ・バンドの同名異曲[注釈 6]になっている。

2010年7月 (2010-07)にオンエアされたダイハツ工業の『エコカー補助金キャンペーン「おわり」篇「さよなら」Ver.』のCMでは、小田がCM用に新たにレコーディングした「さよなら」が使用された。

「汐風のなかで」はアルバム『Three and Two[注釈 7]からのシングルカットで、アルバム収録曲と同内容。この曲もライブ・アルバム『LIVE』[注釈 2]にライヴ・ヴァージョンが収録されたが、演奏前のMCで小田が「メロディーのとってもきれいな、僕も大好きな一曲です」と紹介している。この曲は後に鈴木が『FORWARD[注釈 8]にてアカペラによるリアレンジでセルフ・カヴァーしている。

パッケージ、アートワーク

ジャケット裏面には歌詞のほか、“好評発売中”として、『Three and Two』[注釈 7]の紹介が記載されている。

収録曲

SIDE A

  1. さよなら   SAYONARA  – (4'58")
    作詩[注釈 9] · 作曲:小田和正、編曲:オフコース

SIDE B

  1. 汐風のなかで   SHIOKAZE NO NAKADE  – (3'49")
    作詩[注釈 9] · 作曲:鈴木康博、編曲:オフコース

スタッフ

  • プロデュース:オフコース

リリース日一覧

地域 タイトル リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 さよなら / 汐風のなかで 1979年12月1日 (1979-12-01) EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 7"シングルレコード ETP-10655 「さよなら」はオリジナル・アルバム未収録、「汐風のなかで」はアルバムThree and Two』からのリカット。
2020年6月3日 (2020-06-03) USM JAPAN ⁄ UNIVERSAL MUSIC LLC
CD
UPCX-4238 デビュー・シングル『群衆の中で / 陽はまた昇る』からラスト・シングル『夏の別れ / 逢いたい』までを収録した全36枚組CD BOXコンプリート・シングル・コレクションCD BOX』(UPCY-9918)の中の1タイトル。発表当時のアナログ7インチ・シングルのアートワークを再現した12cm紙ジャケット仕様CD。

カヴァー

さよなら

メディアでの使用

さよなら

脚注

注釈

  1. ^ SELECTION 1978-81』 1981年9月1日 (1981-09-01)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90106
  2. ^ a b LIVE』 1980年5月5日 (1980-05-05)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 2LP:ETP-60380/1
  3. ^ 小田和正LOOKING BACK 2』 2001年5月16日 (2001-05-16)発売 Little Tokyo ⁄ BMGファンハウス CD:FHCL-2018
  4. ^ 風のようにうたが流れていた』第8話“「オフコース」のヒット曲たち”(2004年11月29日 (2004-11-29)放送)
  5. ^ 鈴木康博 & 細坪基佳『四月になれば僕らは』 2000年3月20日 (2000-03-20)発売 アンサンブル ⁄ mind box CD:ENCM-2001
  6. ^ 作詞:松山猛、作曲:加藤和彦
  7. ^ a b Three and Two』 1979年10月20日 (1979-10-20)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-80107
  8. ^ 鈴木康博『FORWARD』 2004年12月8日 (2004-12-08)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI CD:TOCT-25563
  9. ^ a b 記載ママ

出典

  1. ^ オフコース・ファミリー著『はじめの一歩』 1983年8月15日初版発行(株式会社サンリオ)第1巻 p280 “終章”

外部リンク

オフコース
その他



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