永洲タクシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:14 UTC 版)
「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「永洲タクシー」の解説
『5』に登場した福岡にある桐生の働くタクシー会社。永洲街の東側に事務所を構えている。社長の中嶋曰く同業者との折り合いは悪いらしいが、街の人々からの評判は悪くない。 中嶋 洋太郎(なかじま ようたろう) 声 - 楠見尚己 永洲タクシーの社長で、「永洲デビルキラー」を創った走り屋の三銃士の一人。鷹揚で、酒好きの明るい性格をしており、永洲街で自暴自棄になっていた桐生に対しても理由は聞かずに温かく迎え入れている。他の車にも安全配慮した上で「走り」を高めるという意味でデビルキラーを創ったが、アルバイトの給料を車のパーツに使いながら結婚生活を送っていた最中にレース中の走り屋と衝突して交通事故を起こしてしまい、その際に妻が植物状態に陥ってしまう。その後、入院費を稼ぐためにタクシー運転手となって新たな仕事に就くも結局は妻は亡くなってしまい、自身も走り屋だったために相手を責める事ができずにデビルキラーを作ってしまった事に負い目を感じていたが、最終的には桐生と鬼坂の勝負を通じてそのわだかまりも解消され、更には鬼坂とも和解した。 和田 雄三(わだ ゆうぞう) 永洲タクシーのベテラン社員。デビルキラー創立時のメンバーとして三銃士に因んで自身を「ダルタニアン」と例えており、また中嶋を慕って他の当時のメンバーと共に永洲タクシーの社員になっている。また、独身者としてキャバクラに通っていることが桐生のサブストーリーで語られている。 『極』ではカラオケのアカウント名で登場しており、初期のランキングでは10位にランクインしている。 村松 知顕(むらまつ ともあき) 永洲タクシーの社員。桐生より年下だが、経歴は先輩格で、交通ルールや仕事のマニュアルを大事にしており、また同年代の女性との交流が苦手で、童貞であることが桐生のサブストーリーで語られている。また、元々はアマチュアのレーサーとして活動しており、それ故に走り屋を嫌っているが、走り屋から足を洗って真面目に働いている中嶋の事は尊敬している。 平川(ひらかわ) 永洲タクシーの事務と受付を担当する女性。落ち着いた性格でパソコンに詳しく、桐生に客からの依頼を提供したりと彼のことをしっかりとサポートしている。しかし酒癖が悪く、送迎ミッションのコメントによりニューハーフバーの常連であることも明かされている。 清川 浩司(きよかわ こうじ) デビルキラーに憧れていた青年。家出して走り屋となり、後にデビルキラーに憧れて入団を希望するが、直後に桐生にレースで敗れてしまい、最終的にはデビルキラーに見捨てられたところを桐生に救われて永洲タクシーに雇われる。その後、第二種運転免許の勉強で中々合格ラインに到達出来ずに諦めようとしていたが、桐生のレースを見て再挑戦し、最終的には試験に合格してタクシー運転手となる。
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