気管支
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 06:17 UTC 版)
気管支(Bronchus)とは、気管分岐部(Th4〜5; 第1分岐, Carina of trachea)において左右に分かれたのち、第5分岐において気管軟骨が途切れるまでの部分。肺動脈およびその枝と並走している。分岐するごとに、さらに下記のように細分化される。 主気管支(第1分岐〜第2分岐)気管は左心房の後部(第4胸椎〜第5胸椎)で左右の主気管支に分かれる。右肺は3葉あるので、右気管支は気管から約25°の角度で枝分れし、内径は右側が15mm、左側が12mmである。左肺は心臓の分だけ上に寄っているので、左気管支は気管から約35〜45°の角度で枝分れする。すなわち、右の主気管支は左に比べて太く垂直に近いことから、誤嚥は右に多くなる。 葉気管支(第2分岐〜第3分岐)それぞれの大葉へ向けた分枝である。右においては、まず上葉支が分岐した後、中間気管支幹から中葉支と下葉支が相次いで分岐する。左においては上葉支と下葉支に分岐し、また上葉支は舌区支を分岐する。 区域気管支(第3分岐〜第4分岐)それぞれの肺区域へ向けた分枝である。支配する肺区域の番号に応じてB1〜10と呼ばれるが、左側にはS7が無いことから、左のB7も存在しないほか、左側ではB1とB2があわさってB1+2となる。なお、後方に分岐するのはB2, B6, B10のみである。 亜区域気管支(第4分岐〜第5分岐)それぞれの肺亜区域へ向けた分枝である。B1a、といったように表記される。 内径は、主気管支で約10mm、葉気管支・区域気管支で約7〜6mm、亜区域気管支で約6〜2mmである。
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「 気管支」の例文・使い方・用例・文例
- 気管支喘息
- 彼の気管支炎は治った
- 気管支炎
- 気管支
- アジスロマイシンは気管支炎と肺炎の治療に有効である。
- 気管支拡張症で気道が損傷してしまっている。
- 気管支鏡を入れるのはつらい経験だと言う人もいる。
- その病状は慢性気管支炎といわれている。
- あなたは気管支炎が完全に治りましたか?
- 風邪をひくとよく気管支炎になります。
- 気管支カタル.
- 気管支.
- 気管支カタル
- 気管支は末端に位置している
- 呼気を難し、ぜいぜいと息をさせるまた気管支の発作
- 上部呼吸器感染(一般的なかぜを引き起こすウイルスと気管支炎を含む)
- 組織培養でシンシチウムを形成し、(特に子供の)気管支炎や気管支肺炎などの深刻な呼吸器系疾患を引き起こすパラミクソウイルス
氣管支と同じ種類の言葉
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