梶芽衣子の証言とは? わかりやすく解説

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梶芽衣子の証言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:35 UTC 版)

鬼龍院花子の生涯」の記事における「梶芽衣子の証言」の解説

梶芽衣子は『オール讀物』の連載自伝 梶芽衣子2017年8月号で「間違った情報がまるで事実あるかのように世間広がっているので、野放しできない」と初めてその経緯話し、この日下部の話は事実無根で、日下部自身)の企画横取りした卑劣な人間批判している。 日下部著書シネマ極道』の中で「梶芽衣子さんが『日下部さん、これを読んでくれない?』と原作持ってきた」、「主演した1974年の『ジーンズブルース 明日なき無頼派以来とは交諠を結んでいた」とも話しているが、は「私が出演した作品プロデューサーとして日下部さんの名前が入っていることはありましたが、現場で会いしてお話したことのない、まったく存じ上げない方」という。 は「鬼龍院花子の生涯」の原作書店読んで感銘を受け、映画化向けて具体的なプラン進めて監督増村保造に、鬼政役には若山富三郎考え若山には出演快諾されていた。シノプシスマネージャーにまとめさせて企画書作成。「女囚さそりシリーズ」の降板問題東映には迷惑をかけたこともあり、「恩返し出来るかもしれない」と東映企画持ち込むことにし、作品内容から東映東京よりも東映京都の方がいいだろう考えた最初お世話になった俊藤浩滋持っていこうと思ったが、大プロデューサーにいきなりは失礼かと思い当時企画窓口だった奈協に企画持ち込んだ。ところがなかなか返事来ず東映ダメなら独立プロ製作してもいいと思い始めた頃、東映が『鬼龍院花子の生涯』の映画化発表した企画者他、の名前は全くなく、寝耳に水の話に呆然に奈から電話があり、「(主人公以外の)ほかの役ならどれでもいいって、五朗ちゃんが言っている」と伝えられた(日下部本人からの打診はなし)。「これがあなた方やり方なのですね」と電話切った何の後ろ盾もない自分にはどうすることもできず、『鬼龍院花子の生涯』という作品意識から切り離すしかなかった。 映画大ヒットし、東映宮尾作品立て続け製作し一時代築いた後になって日下部謝りたいと言っていると東映関係者から連絡があり、気乗りはしなかったが、顔を立ててくれと頼まれて、指定された店に出向くが、日下部ニタニタしているだけで謝罪一切なし。二軒目の店でも同じで別れ際になって初め日下部口を開き、「まあ、今回いろいろあったけど水に流してよ」と言いながら、の膝の辺り軽くたたき、その手払いのけてその場去った日下部間近に接したのはこれ一回きりで、その後撮影所会って日下部を見ると逃げるという。この経験以降物事達観視するようになった話している。

※この「梶芽衣子の証言」の解説は、「鬼龍院花子の生涯」の解説の一部です。
「梶芽衣子の証言」を含む「鬼龍院花子の生涯」の記事については、「鬼龍院花子の生涯」の概要を参照ください。

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