桃浜高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 01:12 UTC 版)
「クローバー (平川哲弘の漫画)」の記事における「桃浜高校」の解説
美咲隼斗(みさき はやと) / ハヤト 高校1年生 → 高校2年生 → 高校3年生。誕生日は12月31日。髪型はコーンロウだったが、2年生・3年生と進級するたびに髪型を変える。小学校時代、両親が離婚。引越しして父に育てられていたが、父・祖父が死に、元の町へ戻ってきた(母親は再婚し、別の場所へ引っ越している)。当初はトモキの家に居候していたが、後にアパートを借りて一人暮らしをする。父の遺産(土地)を換金し、現金化して持っていた。 ケンカが強いが、自分からケンカを売ることは無く、友情に厚い。ただし、何かと張り合うタイプのため、トラブルメーカーとなっている。 小学校時代、二宮金次郎の像に3人の名前(ハヤト、トモキ、ケンジ)を彫り込み、友情の証としていた。ハヤトが戻ってきた時に小学校が廃校となったため、像は一時期トモキのガレージに保管され、その後はハヤトのアパートに保管されている。 趣味は釣りで、その入れ込みぶりは周囲に知れ渡っているが、腕前はそれほど良くない。 花山 健次(はなやま けんじ) / ケンジ 高校1年生→高校2年生→高校3年生。小学校時代から体格が良く、かつ無口なため同級生から敬遠されていた。外見はコワモテだが、内面は優しい。 親のために借金をしており、高校では借主にケンカの助っ人、相手への無慈悲な制裁などに利用されていた。それを知ったハヤトが借金を立替え、なおかつ相手に制裁を加えている。その後はハヤトにお金を返すためバイトに勤しんでおり、ハヤトを無視することも少なくない。 奈良友基(なら ともき) / トモキ 高校1年生 → 高校2年生 → 高校3年生。趣味はバイク(旧車)のレストアで、愛車は350SS。単行本6巻、48話で二輪免許を取得するが、運転はかなり下手。実家(母親)はコンビニを経営。 性格は非常にクレバー。この歳にしてかなり屈折しているひねくれ者。目立たないことを身上としており、そのため孤立しているが、実際に本人はそのことを喜んでいる。昔から本を読むことが好きで、ハヤトの友人の中では知性派。 ハヤトが帰ってきた時は、居候されて生活をかき回されたため、迷惑に思っていたが、ケンジの一件もあり友情を取り戻している。 水沢夏子(みずさわ なつこ) 高校3年生 → 卒業。バイクが壊れてしまい、困っていたところをトモキに助けられ、ツーリング仲間となる。その後に愛車が盗まれる事件が起こり、途方に暮れるが、ハヤトやトモキの助けにより取り戻すことに成功する。その事件をきっかけに、トモキとの仲は以前より親密になっている。学校を卒業した後は、就職のため広島に引っ越したが、トモキと遠距離恋愛を続けることになる。 赤井一太(あかい いった) 高校3年生 → 卒業。在学中はトモキらの通う桃浜高校の頭。愛車はCB400FOUR。 実家はバイクショップで、父親と2人で運営している。頑固な職人気質でぶっきらぼうだが、トモキを気に入っており、レアパーツを苦心して探し出している。 出席日数はギリギリで、学業より家業を優先していたものの、なんとか卒業。卒業後は実家のバイクショップで働いているが、職場がハヤトや真田たちのたまり場になっているため少し困っている(ただし、ハヤト達が来ることを嫌がっているわけではない)。 湯ノ目麻衣(後述)という仲の良い幼なじみがおり、心を寄せている。普段は感情的になることは少ないが、彼女と接する時は赤くなるなどシャイな部分もある。 秋山ユイ(あきやま ユイ) ハヤトたちの1学年下の後輩。母の再婚相手の息子である義理の兄に暴力を振るわれていた。大人の女性に成り済ましてハヤトや元を誘惑していた。助けてもらってからはハヤトに好意を持っている。頭は良い。 花巻真一(はなまき しんいち) ハヤトたちの1学年下の後輩。ハヤトと最初に出会ったのは、ハヤトがケンジの引っ越し会社のバイトの手伝いをした時。当初は母親の再婚で荒れていた。公園で絡まれていたところをハヤトたちに助けてもらったが、そのことでハヤトは骨折するほどの怪我を負う。桃浜に入学してからはハヤトを兄貴と慕い、放課後にユイとともにくっついて回っている。 大城(おおしろ) 桃浜の生徒。医者の息子で金持ち。ケンジに100万円を貸し、他校の生徒と喧嘩をさせていた張本人。
※この「桃浜高校」の解説は、「クローバー (平川哲弘の漫画)」の解説の一部です。
「桃浜高校」を含む「クローバー (平川哲弘の漫画)」の記事については、「クローバー (平川哲弘の漫画)」の概要を参照ください。
- 桃浜高校のページへのリンク