桃源壷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 04:16 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の記事における「桃源壷」の解説
桃源壷(とうげんつぼ)は、『桃源壷』(スペシャル4巻に収録)に登場。 王ドラの道具。壷の中に、特殊空間による桃源郷が広がっている。中に入ると、俗世間から離れ、一切の苦痛と無縁の快楽に満ちた生活を送る事ができる。不老不死の桃や、永遠に喉の渇きを感じなくなる水の流れる川もあるので、飢えや渇きを感じることもない(のび太がこの桃や水を口にした後、外の世界で実際に渇きを感じなかったり不老不死になった描写は無い)。 ただし壷の中と外では時間の流れが違い、人が壷の中で過ごしている間、外ではその約12,000倍以上の時間が経っている(壷の中の1ヶ月が、外の世界の千年に相当する)。さらに壷に入れるのは3回までで、3回目に入ってしまうと、もう2度と外へは出られない。3回入った後で外に出る最後の手段は、内側から木槌で結界を叩き割って壷を壊すことだが、外に出られることと引き換えに当然、二度と壷を使うことはできなくなる。 ドラえもん曰く、二度と戻って来られない人もいる危険な道具だという。のび太は3ヶ月(現実の三千年以上)を壺の中で過ごした後で壺を割り、人類が何かしらの理由で滅びた未来に出てしまった。その際に涙が壺の破片に落ちた事で3回目に入る直前の時間に戻る事が出来たが、その理由は明かされていない。
※この「桃源壷」の解説は、「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の解説の一部です。
「桃源壷」を含む「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の記事については、「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の概要を参照ください。
- 桃源壷のページへのリンク