東海道線来宮駅構内列車衝突事故とは? わかりやすく解説

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東海道線来宮駅構内列車衝突事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)

日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「東海道線来宮駅構内列車衝突事故」の解説

1992年平成4年6月28日列車衝突事故7時ごろ、東海道本線来宮信号所伊東線来宮駅構内)で出発待機中の品川行き回送列車185系電車10両編成)の運転士が、上り本線出発信号機5Lを自列車の上1番線出発信号機6Lと見誤って発車したところ、前方分岐器46号異方向に開いているのを認め直ち停止手配をとったが、出発信号機を約45 m通過し、隣の本線車両限界内に侵入して走行中の貨物1066列車電気機関車EF66 102+コンテナ貨車19編成)と衝突した回送列車先頭車両貨物列車機関車脱線した回送列車運転士負傷直接の原因信号誤認であるが、10両編成列車15両の停止目標停車して折り返したこと(これ自体は、事故時点では正当な取り扱い)も間接的な原因とされた。すなわち、ATS正常に作動したが、地上子までの距離が15編成場合比べて5両分長くその分加速付いてATS停められる速度超えてしまったことである。 この事故受けて折り返し列車両数多種にわたる場所では、両数に応じて停止目標細かく設定しなおす、という対策が採られた。他に、ATS直下地上子当初位置からさらに16 m手前位置移設し、また信号機には番線表示標設置した。 また当該運転士当該番線から出発するのは1年半ぶり、通算5回目だった。

※この「東海道線来宮駅構内列車衝突事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の解説の一部です。
「東海道線来宮駅構内列車衝突事故」を含む「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事については、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の概要を参照ください。

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