東かざぐるま【アズマカザグルマ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8481号 |
登録年月日 | 2000年 11月 7日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東かざぐるま よみ:アズマカザグルマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 11月 8日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の紅色系の複数の無名実生種に赤匙黄管の混合花粉を交配して育成されたものであり,花は濃赤色のやや小輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さはやや太,色は緑,強さは強,中空の程度は小,摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中,節間長はやや短である。葉身長,葉幅及び葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,一次欠刻はやや深,表面の色及び裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度は中,厚さはやや薄,硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形,花の大きさはやや小,厚みは低,舌状花の重ねは1.5列まで,舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小,管状花数はやや多,分布は集中,長さは中である。花弁の形はさじ弁,先端の形は丸い,花弁の長さはやや小,幅は狭,外花弁の表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0409),裏面の色は穏赤(同0416)及び穏橙(同1610),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花盤の色は黄緑,花たくの形は盛り上がった円錐状,大きさ及び総ほうの大きさはかなり小,花首の太さはかなり細,長さはやや短,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性はやや早である。「綾かざぐるま」と比較して,外花弁の表面の色が濃赤であること,裏面の色が穏赤及び穏橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成6年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において,出願者所有の紅色系の複数の無名実生種に赤匙黄管の混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は,「楓かざぐるま」であった。 |
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