本作のオリジナル人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 14:27 UTC 版)
「カグツチ (漫画)」の記事における「本作のオリジナル人物」の解説
黒木綾(くろき りょう) 『カグツチ』の主人公。16歳。霧島に取り憑かれたように自分たちを捨て宮崎へ行った父と離れ、母と2人で東京で暮らしていたが、母の転勤によって宮崎市に転居してくる。低周波過敏症という、通常の人間には聞こえない超低周波音が聞こえてしまう。その音を遮られるようにと、父がカーペンターズの音楽をオーディオテープに録音し、大きなヘッドホンをかけさせて携帯音楽プレーヤーで常に聞かせるようにした。友人達と車で霧島火山研究所に行ったものの、再会した父には拒絶され、日向子に慰められるうち、彼女に不思議な安心感を抱いていく。加久藤カルデラで始まった噴火活動を察した綾は、車を急がせて下山し皆を避難させる為に奮起する。 河村日向子(かわむら ひなこ) 綾の転校先の高校のクラスメイト。16歳。実家が神社で巫女でもあり、宮崎に引っ越してきたばかりの綾を、神社の屋根に登っていたことで咎めるうち転倒して白い下着を彼に見られてしまう。日向子は、転校生の綾に「挨拶」に来た不良たちと綾との立ち回りを見ているうちに、綾の聴覚が人並み以上に優れていることに気付く。綾が全生徒を校舎の外へ避難させて間もなく、宮崎沖地震が発生。校庭に生じた液状化現象から綾によって助けられる。綾と母が父と別れるいきさつを聞くと、綾を霧島火山研究所へ連れて行くことを思いつく。彼への自分の気持ちの変化に自身でも驚いている。 岩切真弓(いわぎり まゆみ) 綾の高校の不良グループのリーダー格。19歳で留年している。実家が土建業である。最初は綾と対立するが、宮崎沖地震に伴う液状化現象によって校庭に生じた泥の中に綾が沈みかかったのを助けた。綾を父に会わせるため、岩切は自分の車に一同を乗せて霧島火山研究所へ向かう。 松本清(まつもと きよし) 綾の高校の不良グループの一人。17歳。 金井武(かない たけし) 綾の高校の不良グループの一人。16歳。美矢に片思いしている。 高岡美矢(たかおか みや) 綾の転校先の高校のクラスメイトで、日向子の友人。綾に片思いしている。 今別府桂(いまべっぷ けい) 綾の転校先の高校のクラスメイトで、日向子の友人。 ヒュウガ 日向子の飼いネコ。
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