本事件容疑における逮捕後の捜査とは? わかりやすく解説

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本事件容疑における逮捕後の捜査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)

マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「本事件容疑における逮捕後の捜査」の解説

松戸東署捜査本部2005年10月22日逮捕容疑強盗殺人容疑などで被疑者Mを千葉地方検察庁送検した被疑者Mは、取り調べ対し容疑認めた上で死刑になってもいい」などと述べ反省している様子見せており、取り調べに対して素直に応じ、「小田島に従って犯行及んだ」という趣旨供述をした。捜査本部は、被疑者Mの供述の裏付け慎重に進めた一方小田島被疑者は「私は関係ない」と、この時点でも依然として容疑否認していたが、同日には前述のように『小田島拘置中の2005年5月、Mに対し手紙送っていた」ことが判明した捜査本部は、前述の「千葉に行くかもしれないが、大丈夫」という記述について、小田島がMに対し「『千葉県警呼ばれても、自分は何も供述しないから大丈夫だ』という意図伝えお互い本事件について供述しないようにと求めた」ものと推測したまた、養子縁組求め記述については、Mに対し仲間意識強めるよう求め内容だ」と推測したまた、2人事件前に同じ宮城刑務所服役していた頃から、企業経営者の資産ランキングなどを掲載した雑誌参考東京近郊での強盗計画練っていたことや、過去練馬三億円事件服役していた小田島は、複数同房受刑者対し「(以前捕まったのは)被害者生かしておいたのが失敗だった」と漏らしていたことも判明した2005年10月23日までの取り調べで、被疑者Mは「宅配業者装って押し入り長女Bをいきなり羽交い絞めにし、粘着テープ目・口ふさいだ自分は妻Aを見張りつつ、小田島がBに金品のありかを聞きながら、1・2階室内物色した」と供述したため、捜査本部裏付け進めた。 その一方で2人腕時計指輪など計10点966万円相当を奪ったが、馬渕邸には事件後も多数宝石類現金金の延べ棒などが残され2階にあった金庫無事だった。この点について捜査本部調べたところ、「小田島脅され金品のありかを教えたBは、金庫開け方・金品の保管場所についてあまり詳しくなかった」ことが判明した。このことから捜査本部は、小田島らはこれらの金品発見できないまま2人殺害し馬渕邸に放火逃走したものとみて捜査した2005年10月24日小田島・M両名事件半月後、不正取得したパスポート用いフィリピン渡航していたことが捜査本部調べ判明した2人2002年8月20日から11日フィリピン滞在し2005年1月群馬県警逮捕されるまで、小田島10回以上、Mも5回前後フィリピン渡航していた。 2005年10月28日松戸東署捜査本部取り調べ対し被疑者Mは「放火に使うため、燃料事前に群馬県内のホームセンター購入した」と供述したそれまで現場検証では長女遺体発見され2階寝室でガソリン・オイルの混合燃料発見されていたが、この燃料は主に草刈り機に使われるもので、「小田島2人は、当初から証拠隠滅のため、馬渕邸を放火する計画の上で、犯行及んだ」という線が強まったまた、馬渕邸を標的選んで押し入った理由について、被疑者Mは「雑誌関東近辺資産家数十か所選んだ」と供述していたことから、捜査本部は「2人複数個所下見した上で犯行所を選んだ」とみて、詳しい経緯追及した。このほか、他人名義パスポートを不正取得した旅券法違反容疑逮捕され事件について被疑者Mは「犯行後海外高飛びするつもりだった」と供述した

※この「本事件容疑における逮捕後の捜査」の解説は、「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の解説の一部です。
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