木挽
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 21:45 UTC 版)
木挽、または木挽き(こびき)は、木材を「大鋸」(おが/おおが)を使用して挽き切ること、およびそれを職業とする者である[1][2]。大鋸挽・大鋸挽き(おがひき)とも呼ぶ[3][4]。15世紀末の資料には、「大鋸」を「おおのこ」と読み「大のこひき」(おおのこひき、大鋸引)と表記する場合もあった[5]。現在の製材、および製材作業者で、かつ卓越した木材の鑑定能力をもつ職能集団を指す。
- ^ 木挽き、デジタル大辞泉、コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ 木挽き、大辞林 第三版、コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ 大鋸挽き、デジタル大辞泉、コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ 大鋸挽き、大辞林 第三版、コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b c 小山田ほか、p.142.
- ^ 機械挽製材発達の推移 木挽の起源、和歌山木材協同組合、2012年9月4日閲覧。
- ^ 百科事典マイペディア『杣』 - コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b c 世界大百科事典 第2版『大鋸』 - コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉『大鋸』 - コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b 大鋸引、Yahoo!辞書、2012年9月4日閲覧。
- ^ "打割と挽割"二つの製材道具、竹中大工道具館、2012年9月4日閲覧。
- ^ 百科事典マイペディア『職人』 - コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b 江戸の芝居小屋と木挽町、歌舞伎座、2012年9月4日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉『木挽町』 - コトバンク、2012年9月4日閲覧。
- ^ 近世職人尽絵巻、東京国立博物館、2012年9月4日閲覧。
- ^ 冨嶽三十六景 遠江山中、神奈川県立歴史博物館、2012年9月4日閲覧。
- ^ 古内、p.201.
- ^ 木材商 東京都 中央区、BIGLOBE、2012年9月4日閲覧。
木挽き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:31 UTC 版)
丹原は、杉や樅がよく育った。後年、道路が出来るまでは、これらの材木を全て板や柱などの角材にして、佐伯郡湯来町の草谷集落まで人が背中に背負って運び、そこから舟や筏で太田川を流して広島に送り、現金化して生活費とした。この作業は、日常的に行われており、大変な重労働だったようである。 また、木挽き以外にも、山一面に伸びた原木を利用して、杣も行っていた。
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