木挽山 (富山県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/25 00:38 UTC 版)
木挽山 | |
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標高 | 2301(2482) m |
所在地 |
![]() 富山県富山市 |
位置 | 北緯36度30分51.33秒 東経137度36分27.67秒 / 北緯36.5142583度 東経137.6076861度座標: 北緯36度30分51.33秒 東経137度36分27.67秒 / 北緯36.5142583度 東経137.6076861度 |
山系 | 飛騨山脈 |
の位置 | |
![]() |
木挽山(こびきやま)は、富山県富山市にある山。標高は2,301m。中部山岳国立公園内にある。
特徴
越中沢岳の東側に派生する立山連峰の支尾根にあるピークで、縦走路から4kmほど外れており、登山道もないので立山連峰のピークとしては知名度が低い。
山頂は二等三角点「布引谷」があり、付近の窪地に池が見られる。岩壁に隣接していて遮るものがないので、周囲の展望が良い。また、山頂南側は下ノ黒ビンガという大岩壁である。
山名はかつて山中で樹木を伐採し火を挽いたことによる。
木挽山の周辺には地理院地図非掲載の山として、標高2470mの奥木挽山と標高2482mの元木挽山があり、いずれも三角点はないが、木挽山より標高が高くピークとしての独立性も高い[1]。
登山
登山道はなく周囲を黒部峡谷の岩壁に囲まれている為、越中沢岳から岩稜を詰めることになる。近年の登山記録がなく富山県では最も僻遠の山の一つと言える。
参考文献
- 『富山県山名録』 桂書房
- 『富山の百山』 北日本新聞社
脚注
- ^ 『富山県山名録』 桂書房、2000年、112 - 113頁。
外部リンク
関連項目
- 木挽山_(富山県)のページへのリンク