最大勢力へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 08:27 UTC 版)
「大阪市交通局30系電車」の記事における「最大勢力へ」の解説
万博終了後に北大阪急行電鉄7000・8000形56両を購入した上で編入され、さらに1974年(昭和49年)以降の新線開業に伴う所要増に対応して「新30系」83両が追加製造された。この結果、車両総数は363両、御堂筋線が9両編成化された1987年(昭和62年)4月当時において4路線合計で56編成に達し、後継系列となる新20系(5系列合計で560両87編成)がこの記録を破るまで局内最大勢力であった。車両数ではアルミ車が27編成198両(うち新30系38両)、ステンレス車が31編成165両(うち新30系45両)の内訳で、車両数はアルミ車、編成数はステンレス車の方が多い。 大阪市営地下鉄の第三軌条5路線に投入されたが、アルミ車は四つ橋線、ステンレス車は千日前線では運用実績はなかった。 本系列以降の大阪市営地下鉄の新造車は、阪急電鉄との乗り入れ協定の関係から3扉車と統一されている堺筋線用と、走行設備が根本的に異なる長堀鶴見緑地線・今里筋線用を除く第三軌条集電の各線向け車両が全て18m級4扉車で統一され、輸送力増強と規格統一による保守費用の削減、それに柔軟な車両運用に大きく貢献している。
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