最大地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 10:36 UTC 版)
「伊豆半島東方沖地震 (1980年)」の記事における「最大地震」の解説
一連の群発地震活動で最大の地震は、1980年6月29日16時20分に発生した地震である。この地震の規模はMj6.7で、東京都伊豆大島と静岡県熱海市で最大震度5を観測。震源の深さは10kmと浅かった。発震機構は横ずれ断層型とみられている。気象庁はこの地震で津波注意報を発表。伊豆大島の岡田港で57cmの小さい津波を観測した。伊豆東部では、過去に繰り返し群発地震が起きているが、その中でも6月29日のこの地震は最大級であった。 この地震により、静岡県と神奈川県で負傷者8人(うち静岡県で7人)、家屋の全壊1戸、家屋の一部破損17戸、道路の破損21ケ所、山崩れ29ケ所等の被害が生じた。水道やガスの損壊なども発生した。 観測された震度震度地域5伊豆大島・静岡県熱海市 4埼玉県熊谷市・千葉県館山市・東京都千代田区・新島・神奈川県横浜市中区・静岡県三島市
※この「最大地震」の解説は、「伊豆半島東方沖地震 (1980年)」の解説の一部です。
「最大地震」を含む「伊豆半島東方沖地震 (1980年)」の記事については、「伊豆半島東方沖地震 (1980年)」の概要を参照ください。
- 最大地震のページへのリンク