はる‐りんどう〔‐リンダウ〕【春▽竜▽胆】
はるりんどう (春竜胆)





●わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。日当たりの良いやや湿ったところに生え、高さは5~15センチになります。葉は卵形で根生します。3月から5月ごろ、花茎を伸ばして、青紫色の花を咲かせます。陽光には敏感で、曇った日には十分に開花しません。
●リンドウ科リンドウ属の二年草で、学名は Gentiana thunbergii。英名はありません。
春竜胆
ハルリンドウ
(春龍胆 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 15:47 UTC 版)
ハルリンドウ | |||||||||||||||||||||
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ハルリンドウ(箱根湿性花園・2007年3月)
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Gentiana thunbergii (G.Don) Griseb. (1845) |
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和名 | |||||||||||||||||||||
ハルリンドウ |
ハルリンドウ(春竜胆 Gentiana thunbergii)は、リンドウ科リンドウ属の冬型一年草。ごく小柄なリンドウ類である。
特徴
根本からロゼット状の根生葉を地表に広げる。葉は5mm-1cmの披針形。花期は3-5月。花茎を根出葉の中から抽苔し、高さは10cmほどとなり、先端に紫色の花をつける。花冠は長さ2-3cmの漏斗状で、朝、日光を受けると開花し、夕方に閉じる。
近縁種のフデリンドウとよく似ているが、フデリンドウは、根出葉が大変小さくロゼット状にならないことで区別できる。また、コケリンドウにも似るが、がく片が反り返らないことで判別できる。

分布と生育環境
本州・四国・九州の日当たりの良いやや湿った山野や湿地に生える草本。群生することが多い。
変種
タテヤマリンドウ(立山竜胆 Gentiana thunbergii var. minor)は、ハルリンドウの高山型の変種。北海道から中部地方以北の高山に分布する高山植物。花期は5-7月。全体は若干ハルリンドウより小さい。
近縁種
「春竜胆」の例文・使い方・用例・文例
- 春竜胆という植物
春龍胆と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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