春木町 (和泉市)とは? わかりやすく解説

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春木町 (和泉市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 04:37 UTC 版)

日本 > 近畿地方 > 大阪府 > 和泉市 > 春木町
春木町
町丁
北緯34度25分53.3秒 東経135度27分7.4秒 / 北緯34.431472度 東経135.452056度 / 34.431472; 135.452056
日本
都道府県  大阪府
市町村 和泉市
人口情報2024年09月末日現在[1]
 人口 937 人
 世帯数 420 世帯
面積2023年02月現在[2]
  0.980 km²
人口密度 956.12 人/km²
設置日 1956年(昭和31年)9月1日
郵便番号 594-1141[3]
市外局番 0725(和泉MA[4]
ナンバープレート 和泉
ウィキポータル 日本の町・字
ウィキポータル 大阪府
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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春木町(はるきちょう)は、大阪府和泉市の中部地域[注釈 1]にある町名。
阪和自動車道岸和田和泉インターチェンジが近くにあり交通の利便性が高い。2014年(平成26年)には、徒歩圏内に大型ショッピングセンターであるコストコ和泉倉庫店とららぽーと和泉が開業し、他府県からも多くの来訪者が集まる地域となっている。また、観福寺には奈良時代の作とされる市内最古の弥勒菩薩坐像が安置されており、この像は市指定文化財に指定されている。歴史的な見どころとしても知られている[6]

地理

和泉市中部地域の南西部に位置し、周囲を内田町松尾寺町久井町テクノステージ、あゆみ野、および岸和田市(稲葉町)と接している。
市内を南北に流れる松尾川が形成する松尾谷[7][注釈 2]の南部にあたる。

河川・ため池

歴史

沿革

かつての春木村は1605年慶長10年)の和泉国絵図に見られる村名。
中世においては、春木庄[注釈 3]の中心地であり、現在も所在する春日神社は、同庄の総鎮守社であった。
明治に入ると和泉郡[注釈 4]春木村となり、1889年明治22年)には和泉郡松尾寺村・春木村・久井村・若樫村・春木川村の合併により南松尾村が発足し、村域を「大字春木」に改称。「大字久井」に村役場を設置。その後、1896年(明治29年)に郡制の施行により泉北郡に属する。1956年昭和31年)には和泉町、泉北郡北池田村南池田村北松尾村・南松尾村・横山村南横山村の合併により和泉市が発足し「春木町」に改称[9][10]

住居表示

町内全域で住居表示は実施されていない[11]

人口統計

人口と世帯数

2024年(令和06年)09月末日現在の人口と世帯数は以下の通りである[1]

丁目 丁目計 世帯数
春木町 461人 476人 937人 420世帯

年齢別人口

2024年(令和06年)09⽉末⽇現在の年齢別人口は以下の通りである[12]

丁目 0-14歳 15-64歳 65歳以上 丁目計
春木町 135人 487人 315人 937人

※0-14歳は年少人口、15-64歳は生産年齢人口、65歳以上は老年人口を表す。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口
1995年(平成07年)[13]
1,105
2000年(平成12年)[14]
1,038
2005年(平成17年)[15]
988
2010年(平成22年)[16]
888
2015年(平成27年)[16]
838
2020年(令和02年)[16]
793

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数
1995年(平成07年)[13]
296
2000年(平成12年)[14]
293
2005年(平成17年)[15]
297
2010年(平成22年)[16]
288
2015年(平成27年)[16]
300
2020年(令和02年)[16]
301

小・中学校の通学区域

市立小・中学校の通学区域は以下の通りである[17]

丁目 街区 小中一貫校
春木町 全域 和泉市立南松尾はつが野学園

産業事業所数と従業者数

2021年(令和03年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]

丁目 事業所数 従業員数
春木町 52箇所 364人

交通

鉄道

路線バス

主な道路

高速自動車国道一般国道一般府道
市道
  • 和泉市道唐国久井線(和泉市6号線)
  • 和泉市道光明池春木線(和泉市4700号線)

施設

神社・仏閣・祭事

警察・消防・医療機関

その他

  • 春木町会館 - 春木町611

文化財

和泉市指定有形文化財(美術工芸品)

大阪府指定天然記念物

脚注

注釈

  1. ^ 第2次和泉市都市計画マスタープラン地域別構想での区分(北部地域、北西部地域、中部地域、南部地域)に表記を統一[5]
  2. ^ 松尾谷の範囲は、箕形町、唐国町、内田町、春木町、松尾寺町久井町若樫町、および春木川町である[8]
  3. ^ 和泉国和泉郡のうち、松尾川上流および東松尾川流域の松尾谷と称される一帯に成立した荘園で、もとは「和名抄」に見える池田郷の一部である。
  4. ^ 史料により「泉郡」との表記もあるが『日本歴史地名大系、1224頁、和泉郡』によれば、「郡名は泉郡と略記されることが多く、近世の用例は郷帳類をはじめほとんど泉郡である。近代の公的表記は和泉郡が用いられる。」とされている。

出典

  1. ^ a b 2024年09月末現在町別人口”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  2. ^ 大阪府和泉市 (27219) - 国勢調査町丁・字等別境界データセット”. 2024年12月26日閲覧。
  3. ^ 春木町の郵便番号”. 日本郵便. 2025年1月1日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧(令和04年03月01日現在)”. 総務省. 2024年12月26日閲覧。
  5. ^ 第2次和泉市都市計画マスタープラン地域別構想”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  6. ^ 和泉市制施行60周年記念誌』、後半38頁。
  7. ^ 和泉市の地形”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。 “統計いずみ(令和05年版)
  8. ^ 日本歴史地名大系28』、1410頁、箕形村。
  9. ^ 日本歴史地名大系28』、1413頁、春木村・春木庄。
  10. ^ 広報いずみ(2011年08月号)』、14頁。
  11. ^ 住居表示実施地区一覧”. 和泉市. 2024年12月28日閲覧。
  12. ^ 2024年09月末現在年齢別人口”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  13. ^ a b 統計いずみ(平成22年版) - 国勢調査 - 町丁別人口の推移”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  14. ^ a b 統計いずみ(平成28年版) - 国勢調査 - 町丁別人口の推移”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  15. ^ a b 統計いずみ(令和03年版) - 国勢調査 - 町丁別人口の推移”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  16. ^ a b c d e f 統計いずみ(令和05年版) - 国勢調査 - 町丁別人口の推移”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  17. ^ 和泉市立小学校、中学校及び義務教育学校就学区域”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  18. ^ 統計いずみ(令和05年版) - 経済センサス - 産業(大分類)別全事業所数及び従業者数”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。 “政府統計データはこちら
  19. ^ 南海バス路線図・運賃表”. 南海バス株式会社. 2024年12月26日閲覧。
  20. ^ 広報いずみ(2009年01月号)』、32頁。
  21. ^ 広報いずみ(2007年05月号)』、32頁。
  22. ^ 広報いずみ(2007年06月号)』、32頁。
  23. ^ 消防団の組織”. 和泉市消防本部. 2024年12月26日閲覧。
  24. ^ 広報いずみ(2011年06月号)』、14頁。
  25. ^ 和泉市の文化財・観福寺の弥勒菩薩坐像”. 和泉市文化財活性化推進実行委員会. 2024年12月26日閲覧。
  26. ^ a b 和泉市の指定文化財・登録文化財”. 和泉市. 2024年12月26日閲覧。
  27. ^ 和泉市の文化財・春日神社”. 和泉市文化財活性化推進実行委員会. 2024年12月26日閲覧。

関連項目

参考文献

外部リンク




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