昇進・再渡米とは? わかりやすく解説

昇進・再渡米

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:36 UTC 版)

小野友五郎」の記事における「昇進・再渡米」の解説

元治元年1864年6月には勘定吟味役昇進同年7月2日には、「金銀吹替吹立御用」を兼務し外国貨幣日本貨幣内外価格差による金銀貨の流出防止努めた11月幕府主宰横須賀製鉄所設立関与し横須賀周辺造船所候補地実地調査赴いている。7月から12月第一次長州征討および2年後慶応2年1866年6月から9月第二次長州征討幕府陸軍動員にあたり動員補給計画携わる同年9月河合鎬吉郎の娘・うたと再婚長州藩との戦争経て海軍充実必要性痛感した幕府は、さらなる軍艦補充画策小野軍艦調達の命を受け、慶応3年1867年1月には再び渡米し、幕府軍艦の調達にあたる。小野正使としたこの使節団には、小笠原調査供にした松本寿太夫副使、元万延元年遣米使節)、福沢諭吉津田仙尺振八岩田平作小笠原らが参加した国務長官ウィリアム・スワード大統領アンドリュー・ジョンソンユリシーズ・グラント会見海軍省との交渉の末、ストーンウォール号の購入成功(同艦は後に「甲鉄」と呼ばれ宮古湾海戦中心となり、明治4年に「東艦」と改名される)。また甲鉄艦のほかにも11インチダールグレン砲や海軍用蒸気消火ポンプ陸戦兵器としてスペンサー銃1000挺、ヘンリー銃300挺とそれに付随する金属薬莢製造装置更には2万ドル当の最新科学技術書をこの際購入した

※この「昇進・再渡米」の解説は、「小野友五郎」の解説の一部です。
「昇進・再渡米」を含む「小野友五郎」の記事については、「小野友五郎」の概要を参照ください。

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