昇進問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 08:31 UTC 版)
「チャールズ・ウィルクス」の記事における「昇進問題」の解説
ウィルクスは功績を残したにも拘わらず、傲慢でむら気だという評価になった。これは海軍長官ギデオン・ウェルズと仲が悪かったことも一部災いしていた。ウェルズは、当時の昇進に関する法の下で、ウィルクスが代将に昇進するには年取り過ぎていると言った。ウィルクスはそれに答えてウェルズを酷評する手紙を書いた。この議論は1864年にウィルクスの軍法会議に繋がった。ウィルクスは命令不服従、上位者軽視などの罪状で有罪とされた。判決は懲戒と3年間の勤務停止となった。しかし、リンカーン大統領が停止期間を1年間に減刑し、その他の罰は取り消された。1866年7月25日、ウィルクスは退役軍人名簿の上で、海軍少将に昇進した。
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