旧竜騎士団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 06:45 UTC 版)
10年前の大乱から生き延びた竜騎士団員達。ある者はレジスタンスとして動いていたり、ある者は戦いつかれ平穏な生活を望んでいたが、祖国復興の為立ち上る。他にも生き残りが存在していたようだが、連載終了に伴い確認は不明。 マズル=ハリアー 本作のもうひとりの主人公と言うべき存在。飛竜フォベトールを相棒とし、打倒ニヴラスを目指して空を駆ける漢。自信家であり、その自信を正当に裏付ける剣の達人。子供の頃から「鼻っ柱が強かった」と言われる。かつて縛られることを嫌い、故郷を飛び出すが、自らを縛るもの(=故郷)を失って「人間は自由なだけでは生きていけない」と悟った。かつての自分と同じこと(=「風になりたい」)を言ったゼファのことを気に掛けているが、本人の前ではおくびにも出さない。打倒ニヴラス以外に、ある目的を持っている。 王国滅亡前の放浪中にはニヴラス王子(当時)ハラルドやクリオの姉フローラと同行していた。 ニヴラス王家の宝剣「イグザガルード」を武器としているが、別れ際にハラルドと武器を交換したこと以外、詳しい経緯は謎である。 家督を継ぐウィンディア男子の印である家紋の入墨を、右腕に入れている。 名前の由来は、作者の過去作品『ハリアー』と、その主人公「マズル」である。[要出典] クリオ=リンクス 現竜騎士団唯一の女性竜騎士。相棒の飛竜はタペジャラ。ゼファに「アネゴ」呼ばわりされるほど気が強く、勇敢な女性である。が、芋虫嫌いで、魔獣の内臓を食べることを躊躇するなどという面もある(ユーリアは平気で食べていた)。 マズルに恋心を抱いているが、素直になれず、彼の心を掴んで離さない姉フローラに対してコンプレックスを抱いている。 武器は双剣。柄を繋げた上で投擲して使うこともある。姉とおそろいの腕輪を身につけている。 名前の由来は翼竜クリオリンクス。[要出典] ダク=テイルズ 竜騎士団員でマズルの幼馴染み。相棒の飛竜はクテノカスマ。かつて故郷を飛び出したマズルに影響され、自分の夢を追うべく、学問の都アレクソニアに留学した矢先に、故郷を戦火で失った。考古学の研究をしていたが、パトロンであるアレクソニア自治院長に気に入られ、その娘ディアーヌと婚約中。 今の自分を捨てられず、当初は竜騎士団入りを拒否していたが、ディアーヌに行くことを勧められ、決断した。 剣の腕は、もともとマズルほどの達人ではない上、10年のブランクがあり、なまりきっている。しかし、考古学研究で培われた古代ハルス文明の兵器や知識を使いこなす、竜騎士団の頭脳と言うべき存在である。 名前の由来は翼竜プテロダクティルス。[要出典] ステルンベルグ伯爵 元竜騎士。隠れアジトを統括する老人。かつては竜騎士団の中核を担っていた。しかし団員達には「じーさん」呼ばわりされ、頭に血を昇らせている。シチューが好物らしい。 竜騎士の装備を身につけているが、騎竜が存在するかどうかは不明。
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