旧竹田宮家の雛と雛道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 04:39 UTC 版)
「恒久王妃昌子内親王」の記事における「旧竹田宮家の雛と雛道具」の解説
2010年(平成22年)、根津美術館に竹田恒正氏により雛人形と雛道具その他合わせて92点が寄贈された。 そのうち雛人形と雛道具は、昌子内親王が御成婚の際、持参した有職雛(束帯雛)一対と1912年(明治45年)、明治天皇と昭憲皇太后より「お年玉」として贈られた雛道具64点から成る。雛人形は江戸時代以来の有職故実を踏まえた格調高いもの、また菊紋唐草蒔絵の雛道具は当時漆器を扱っていた木屋本店(現在の日本橋木屋の本店であった)で調製されたものであり、品格高い塗りとミニチュア道具として非常に精巧な造りは江戸時代当時「家よりも高い雛道具」と言われた江戸の雛道具の流れをくむものであった。 (根津美術館図録「ひなかざり」、是澤博昭著「決定版日本の雛人形」より)
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