日経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/03 05:37 UTC 版)
日経（にっきょう、永禄3年2月28日（1560年3月24日） – 元和6年11月22日（1620年12月15日））は、安土桃山時代から江戸時代初期の法華宗（顕本法華宗）の僧。院号は常楽院。
経歴
永禄3年2月28日（1560年3月24日）、上総国二宮領南谷木一松（現在の千葉県茂原市）で生まれる。長久寺の檀林で法を学んだという。折伏布教で他宗を改宗して名を轟かしていた。
慶長2年（1597年）、方墳寺を建立した。慶長4年（1599年）、妙満寺27世を継いだ。大坂城で行われた対論（大阪対論）によって対馬に流された妙覚寺・日奥の赦免運動に努めた。
京の法華の寺は、日経が浄土宗と法論するべきでないとの意見があったが、日経はこれを無視している[1]。慶長12年（1608年）、尾張国熱田で行った浄土宗の正覚寺・沢道との宗論は、増上寺を経て徳川家康に上訴され、同13年（1608年）に増上寺・廓山らと江戸城で宗論（慶長宗論）が行われることとなった。その結果、不受不施義を説いてきた[2]日経は敗れたとの判定を下され[3][4]、慶長14年（1609年）耳と鼻を削がれ酷刑となった。
慶長18年（1613年）、加賀国金沢へ赴き、元和元年（1615年）に越中国婦負郡外輪野村（現在の富山市婦中町外輪野）に庵室を設けて布教を続け、同地で没した。大正年間に同所で墓所が整備された。
脚注
- ^ 『当代記』
- ^ 世界百科事典内の日経の言及 「妙満寺」より
- ^ 当代記の記述ではこの問答時に日経は発病と称して、問答には答えなかったと記している。
- ^ 慶長年録には日経が前日に何者かに棒で殴打され、知覚を失った状態であるのに乗じて対問がなされたと主張したとある。
日経
「日経」の例文・使い方・用例・文例
- 日経平均株価は、定期的に構成銘柄が入れ替わる。
- 5日の東京株式市場で、日経平均株価は高値引けとなった。
- 日経平均先物を使った裁定取引で売買されている現物株で、まだ決済が終わっていない残高のことを裁定残という。
- 日経株価指数300は日本の株式市場の全般的な値動きを提示する。
- 機関投資家は日経総合株価指数をベンチマークとして使う。
- 日経平均は反省安となった。
- 今日、日経平均は一貫した下げ足の傾向を見せた。
- 当社は決算公告を日経新聞に掲載している。
- 日経平均は手掛かり難で続落した。
- 日経平均株価は続伸で10日の戻り高値を更新した。
- 日経500種平均株価は引き続き上昇した。
- あなたが日本に来てから数日経った。
- 到着してから何日経過するとこの貨物は自動的に日本へ戻されますか？
- 私が日本を離れてから何日経ちましたか？
- これは数日経って私の元に届きました。
- 色々調べていたら、一日経ってしまいました。
- 数日経っても郵送物が届かないようでしたらご連絡下さい。
- 彼氏が留置所に入って10日経ちました。
- 日経平均は２００ポイント下げ、昨日は１８、０００で終えた。
- 日経指数は大引け間際に大きく跳ね上がりました。
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
固有名詞の分類
- >> 「日經」を含む用語の索引
- 日經のページへのリンク
