日本の気象レーダー網
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「気象レーダー」の記事における「日本の気象レーダー網」の解説
気象庁の運用する気象レーダーは以下の20箇所である(2013年3月現在)。 札幌(北海道小樽市毛無山) 釧路(北海道釧路郡釧路町昆布森) 函館(北海道亀田郡七飯町横津岳) 秋田(秋田県秋田市秋田第二合同庁舎屋上) 仙台(宮城県仙台市宮城野区仙台管区気象台(仙台第三合同庁舎屋上)) 新潟(新潟県新潟市西蒲区多宝山) 長野(長野県茅野市車山) - 車山気象レーダー観測所 東京(千葉県柏市気象大学校構内) - 東京レーダー 静岡(静岡県菊川市牧之原) - 牧之原気象レーダー観測所 名古屋(愛知県名古屋市千種区名古屋地方気象台庁舎屋上) 福井(福井県坂井市三国町陣ヶ岡) 大阪(大阪府八尾市高安山) - 高安山気象レーダー観測所 松江(島根県松江市三坂山) 広島(広島県呉市灰ヶ峰) 室戸岬(高知県室戸市室戸岬特別地域気象観測所構内) 福岡(福岡県福岡市早良区脊振山) 種子島(鹿児島県熊毛郡中種子町種子島合同庁舎屋上) 名瀬(鹿児島県奄美市名瀬本茶峠) 沖縄(沖縄県南城市玉城糸数) 石垣(沖縄県石垣市於茂登岳) 以上、20か所のレーダー観測を合成して小笠原諸島や北方領土の一部等を除く日本列島のほぼ全域及び沿岸の海域がカバーされており、気象庁は10分ごとに1km四方の降水強度と2.5km四方の雲頂高度を作成している。2009年7月より5分間隔の観測. また、上記以外にも各地の航空地方気象台・航空測候所等に空港気象レーダーが設けられている。 国土交通省では、河川や湖、ダムを運用・管理する為に多くの気象レーダーを気象庁とは別に独自に設置している。全国に合計26か所設置されている。レーダーの運用・管理は地域の河川事務所、ダム管理所や地方整備局が多い。なお、国土交通省解析雨量は、かつては気象レーダーとして気象庁レーダーのみを利用していたが、現在は国土交通省レーダーの観測を取り込んでいる。
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