日本の寄附金付切手とは? わかりやすく解説

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日本の寄附金付切手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 05:04 UTC 版)

寄附金付切手」の記事における「日本の寄附金付切手」の解説

日本最初寄附金付切手は、1937年6月1日発行愛国切手である。この目的国内各地飛行場整備する基金募金呼びかけるのだった。そのため、デザイン北アルプス上空飛行するダグラス DC-2輸送機描いたもので、3種類の額面刷色異な切手発行された。 第二次世界大戦中には軍事費募金のための寄附金付切手発行されており、1942年2月16日発行の「シンガポール陥落記念切手寄附金であった他、同年12月8日発行の「大東亜戦争第一周年記念切手にも寄附金付けられていた。1945年には満州国において、戦闘機購入するために、額面3分(1円100分の3)に対し寄付金47分という、寄付金のほうがはるかに大き切手発行計画されたが、終戦迎えたため発行されなかった。 戦後になると、1948年社会事業共同募金のための寄附金付切手発行されたのを皮切りに1964年東京オリンピック1972年札幌オリンピック日本万国博覧会ラグビーワールドカップ20192020年東京オリンピックなどの国家的事業のための寄附金付切手発行された。特に1964年東京オリンピック寄附金付き切手3年間6回にわたり、当時実施種目20競技描いたもので額面5円対し寄附金5円であった1995年4月20日には阪神・淡路大震災義捐金のための寄附金付切手発売したが、これは額面80円を100円販売し差額20円を震災支援寄付金したもので、額面は「80+20」と表記されていた。ただし準備が間に合わなかった為、例年発行されている「切手趣味週間」の切手便乗するになった。そのため、金島桂華の『画室の客』という絵画デザインであり、被災地に全く関係ないものとなった印刷5000万枚のうち約47288000販売され諸経費除いた9億4000万円地元配分された。またふるさと切手なかには同様に有珠山噴火三宅島噴火による被害対す寄附金付き切手もある。 2011年4月22日郵便事業株式会社は、東日本大震災被災者支援のための寄附金付切手発行する発表し、5種の図案10シート6月21日発売された。 なお、日本では毎年発行される年賀葉書年賀切手には寄附金付のものがあり、この販売集まった寄附金各種慈善事業配分されているという。なお、くじ付の年賀切手は現在寄付金付のみ存在している。

※この「日本の寄附金付切手」の解説は、「寄附金付切手」の解説の一部です。
「日本の寄附金付切手」を含む「寄附金付切手」の記事については、「寄附金付切手」の概要を参照ください。

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