寄附金付切手
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寄附金付切手(きふきんつき-きって)とは、郵便切手の種別の一つ。 本来の郵便料金に加えて、 様々な寄附金を上乗せした価格で販売される切手である。
- ^ 当時は12進法を採用していた。
- ^ a b c “Some semipostals off sale in 2019 returning to U.S. post offices in 2020”. Linn's Stamp News. (2020年1月17日) 2020年1月22日閲覧。
- ^ 葉書一銭五厘を二銭に値上げ、閣議決定『東京日日新聞』1938年(昭和12年)2月13日夕刊.『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p733 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 惨憺!航空愛国切手・はがきの売れ行き『東京日日新聞』1938年(昭和12年)6月11日夕刊.『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p735
- 1 寄附金付切手とは
- 2 寄附金付切手の概要
- 3 脚注
寄附金付切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 02:58 UTC 版)
郵便料金とは別に、特定の基金を集めるために「募金を加算した金額」で発行される寄附金付切手がある。日本では、毎年発行される「お年玉付郵便はがき」と「年賀切手」に寄附金付のものがある。 最初に日本で発行された寄附金付切手は、1937年6月1日発行の愛国切手である。この目的は国内各地に飛行場を整備する基金の募金を呼びかけるものだった。また記念切手にも寄附金付のものがあり、第二次世界大戦中には軍事費募金の一環として、1942年2月16日発行の「シンガポール陥落」記念切手と同年12月8日発行の「大東亜戦争第一周年記念」切手には寄附金が付けられていた。 戦後になると、1948年に社会事業共同募金のための寄附金付切手が発行されたのを皮切りに、1964年東京オリンピックや1972年札幌オリンピック、日本万国博覧会などの国家的事業のために発行されたほか、1973年に高松塚古墳保存基金募集のために同古墳の壁画を描く寄附金付切手が発行された。 また災害発生時の義捐金募金のために発行されたこともあり、1995年には阪神・淡路大震災の義捐金のため「切手趣味週間」切手に上乗せして発行されたほか、ふるさと切手も同様に2000年の有珠山噴火と三宅島噴火による被害に対する寄附金付き切手もある。
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