日本のコーラス・グループとは? わかりやすく解説

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日本のコーラス・グループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 03:07 UTC 版)

コーラス・グループ」の記事における「日本のコーラス・グループ」の解説

1950年代から1960年代に、ムード歌謡男性コーラスグループ高い人気博した鶴岡雅義と東京ロマンチカ和田弘とマヒナスターズ黒沢明とロス・プリモスなどがその代表的アーティストである。その甘い響きは、ナイトクラブ舞台とした大人恋愛というムード歌謡独特の世界観演出している。 同時期に大学合唱クラブ出身ダークダックスデューク・エイセスボニージャックスらも活躍した当時若者の間で歌声喫茶流行、それにあわせて唱歌ロシア民謡など、誰でも唱和できる親しみやすい曲を主なレパートリーとしていた。 またドゥーワップソウルミュージックなど黒人音楽影響が濃いコーラスグループ第一人者としてザ・キング・トーンズがいる。ヒット曲グッド・ナイト・ベイビー」は本場アメリカビルボードR&Bチャートにもランクインした実績を持つ。 女性コーラスグループではスリー・グレイセススリーキャッツシンガーズ・スリーらが活躍レコードよりもむしろCMソングテレビ主題歌歌唱お茶の間にその声を知られた。 1960年代流行したグループ・サウンズGSにおいてはザ・ワイルドワンズコーラスワーク聴かせるバンド筆頭といえるザ・タイガースなどはセールスコーラス生かした甘い曲をレコードとしてリリースしていたが、ライブではあまりそれを披露することはなかった。同時期にピンキーとキラーズ平田隆夫とセルスターズといったコーラスグループヒット曲放っている。 1970年代以降ニューミュージック系のコーラスグループには、ハイ・ファイ・セットサーカスらがいる。男女混声の彼らは広がりのある爽やかなハーモニー基本に、テンション多用したジャズコーラスの要素加えているのが特徴。よりジャズ色が濃いアーティストタイムファイブがいる。アイドル分野ではキャンディーズ一世風靡ムード歌謡でも内山田洋とクール・ファイブらが活躍した1980年代以降ラッツ&スターゴスペラーズなど、黒人音楽影響受けたコーラスグループのほか、コミックソングMEN'S 5、ア・カペラブームの中でデビューしたRAG FAIRなどのアーティスト人気博している。また主にスタジオ・ミュージシャンとして活動するコーラスグループとしてEVEなどの名が挙げられる

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