新生「BS1」放送開始へ
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「NHK BS1」の記事における「新生「BS1」放送開始へ」の解説
2000年(平成12年)12月1日にBSデジタル放送が開始され、デジタル化が完了するまでの経過措置として、デジタル101チャンネルで旧BS1と同一内容の放送が実施された。 このデジタル放送は「2代目BS1」もしくは「2代目衛星第1」と呼ばれることもある。 2011年(平成23年)の衛星放送の完全デジタル化に向けて、NHK衛星放送のテレビチャンネルは、ハイビジョン2チャンネルに集約されることになった。総務省における手続きを経て、2010年(平成22年)12月9日、その概要が発表された。2チャンネルの内1チャンネル(デジタル101チャンネル)を、旧BS1とほぼ同様のニュース・国際情報とスポーツ中継を軸とした編成に充て、「BS1」のチャンネル通称も引き続き使用されることになった。 NHKによると、新「BS1」は、日本の衛星放送のパイオニア(日本初の実用衛星放送局)であることを自覚し、「衛星放送のNo.1を目指す」という願いも込められている。キャッチコピーは「知りたい今が、ある」。ロゴマークは、BS1の1をモチーフにしており、「BSプレミアム」と同じくHappy and Happyの甲谷一が制作した。 2011年3月31日の終了と共に、旧BS1・BS2・BShiの衛星3チャンネルは、その歴史に幕を閉じ、デジタル放送はスロット数変更作業を行なうため放送休止、翌4月1日午前6時(日本時間)から、デジタル101チャンネルは「新生BS1」として放送を開始した。もうひとつのハイビジョンチャンネル「BSプレミアム」は、デジタル103チャンネルで放送を開始した。 デジタル102チャンネルは、新BS1の臨時チャンネルとなった。旧BS1のアナログ放送については、引き続き新BS1のサイマル放送を実施し、同年7月24日の正午(日本時間)をもって放送終了、その後はアナログ放送が終わったことを示す告知のみ放送した。 なお、チャンネル再編の1週間ほど前からBS全チャンネルに限らず、地上波の総合テレビ・教育テレビでもBS新チャンネル切換の案内スポットを随時放送していた(アナログ放送のみ流れる2011年7月24日のBS1・BSプレミアムのアナログ放送終了告知も同じ映像フォーマットとナレーションが使われた)。 また、NHKワールド・プレミアムでも、東日本大震災の特設ニュース・関連番組の合間に流れる総合テレビ同時放送の番組案内スポット放送時に、そのまま放送されていた。同年10月17日より、102チャンネルは「臨時チャンネル」から「サブチャンネル」に変更された。 新生「BS1」放送開始後のキャッチコピーは、「知りたい今が、ある。」 → 「BSで逢いましょう。」が使用されたが、2016年10月改編時点では設定されていない。
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