文化財に指定または登録された名所・旧跡
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「小浜島」の記事における「文化財に指定または登録された名所・旧跡」の解説
国の史跡大岳(うふだき) - 標高99 mで、この島の最高峰。先島諸島火番盛のひとつとして国の史跡に指定されるとともに、竹富町の名勝に指定されている。 国の登録有形文化財大盛家住宅 主屋・ヒンプン・石垣・井戸 - 2006年8月24日登録。1915年(大正4年)に建築された伝統的形式の民家。桁行5間半、梁間4間半の寄棟造平入の木造平屋で、屋根は琉球赤瓦で葺かれている。『ちゅらさん』では主人公の生家で民宿の「こはぐら荘」として使用された。 竹富町指定史跡海垣 - 1972年8月30日指定。潮の干満を利用して、干潮時に石垣内に残った魚を獲る石干見の一種である。海岸から沖合約50 - 100 mまで、石を高さ60 cm - 1 mまで末広がり型に積み、その長さは約1,200 mに及ぶ。方言で(スマンダーカキィ)と呼ばれる。小浜島出身で琉球王国第17代尚?王に侍女として仕え、大阿母の神職位を得て島に戻った南川田於那利のために造られたと伝えられる。 カンドウラ石(雷石、霊石) - 1972年8月30日指定。結願祭が行なわれる嘉保根御嶽(カブニワン)内にある2つの石。大岳からこの石を転がし、雷の音を真似て、雨乞祈願をした。 節定め石 - 1972年8月30日指定。方角を示す十二支の穴が掘られており、この穴と群り星(スバル)との位置関係によって農作業の時期等を定めた。 ウティスク山遺跡 - 2004年9月17日指定。13-17世紀の遺跡で、丘上の狭い平地を囲むように石積みが巡らされており、防御的機能を有したと考えられている。 小浜家のヤーマヤスキィー - 2005年10月6日指定。現在の小浜島の集落の位置を定めたと伝えられる小浜目差加武多の晩年の住居敷跡と伝えられる。「ヤーマヤスキィ」は「小さな家」を意味する。 竹富町指定天然記念物コーキ原のガジュマル群落 - 1976年7月15日指定。コーキ原に自生するガジュマル群落。
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